グッドニュース誌(日本語)
月刊「グッドニュース誌」は救いの福音と恵みの証を伝え、多くの人々をイエス・キリストの世界へ導いています。

「聖徒の証」私は毎日が幸せな人

投稿者
goodnews2
投稿日
2020-07-07 22:02
閲覧数
446

聖徒の証

私は毎日が幸せな人

文/キム・ジョンジャ(グッドニュース・カンナム教会)

私は2019年1月から知り合いの紹介で、ソルル・マポ警察署傘下のワールドカップ地区隊で食堂を運営している。初めて地区隊に行ったときは、どんなところかと期待していたが、行ってみると私と同じような人が生活する所だった。

『神が共におられるから私たちは世界一です。何をしても世界一です。洋服を着ることもご飯を作ることも福音のためにしてください。』パク・オクス牧師がよくおっしゃるこの話を心に留めて食堂を始めた。その後、家庭料理のように美味しいと楽しく食べている職員たちの姿を見ては、神に感謝した。

 今年は教会の聖書勉強会の導きで福音を伝えていたが、ある日、聖書勉強会の担当長老から電話があった。長老の集いでパク牧師から「私たちはナアマン将軍の家にいる女の子だ」と言われたそうだ。「ああ、私がその女の子であれば、私が話をすると神が働かれる。」と感謝した。

 私はまず、食堂の片隅にパク・オクス牧師の著書<心の畑に立って>、<こころを売る百貨店>、<世の罪を取り除く神の小羊>、<贖罪の祭司>、<私はこのようにして罪から逃れた>と月刊誌である<グッドニュース>と<キッズマインド>を置いた。そして「この方にはこの本がいい、あの方にはマインド書籍がいい」と渡していた。

 ある日、ある警察官に<心の畑に立って>という本を渡したが、数日後、彼が私に話しかけてきた。


 『今日、本当に感謝します。アパートで自殺しようとする人がいると通報を受けて現場に行ったとき、その本に書かれていた話を思い出しました。「ああ、あの人が自殺しようとするのではなく、あの人の中にいる悪霊が彼を動かしている」その人にそれを話したら静かに降りてきました。おばさんから貰った本のお蔭で一人の命を守ることができました。』

 数日後、人事異動で新しい隊長が来た。朝、職員はみな同じ時間に食事に来るけれど、隊長はいつも30分遅く来て食事をした。心の中で『なぜ、遅く来て食べる?』と不満があったが、その時、パク・オクス牧師の話を思い出した。『私たちに起きることは全てが良いことです。』不満だと思ったことを『はい』と受け入れたら、「隊長が一人で遅れて食事をするのは、福音を伝えるために神が道を開かれたことだ。」と感謝した。

 その時から隊長が食事をする間、聖書の話をした。火曜日には聖書勉強会でSNSに載せている内容を話し、ある日はローマ人への手紙3章23節と24節、またある日にはへブル書10章17節の話をして…このように毎日聖書の話をしているので、隊長が『そうすると私には罪がないですね。義と認められたのですね。』と救われた。とても感謝した。

 一度、他の地区隊の隊長が食事に来たとき、うちの地区隊の隊長が急に質問をした。
 『隊長、罪がありますか?ありませんか?』
 『罪はありますよ。』


 

『私には罪がありません。毎朝、食事を準備してくれる方と聖書勉強をしていますが、イエスが世の罪を背負って行くとき私の罪も全部持って行かれたので、私には罪がありません。それで私はハッピーHappyです。ハハハハ。』

 一緒に食事をしていた人々もその話を聞いて『ハハハハ』と笑った。食堂で聖書の話をすることが自然なことになっていった。
 マポ警察署の署長も地区隊に訪問し、食事をして、ご飯が本当においしくてまた来ると言われた。私は神に祈った。『神様、署長にご飯だけあげるのではなく、<心の畑に立って>という本をあげたいです。その機会を与えてください。』神はエステル記の「この時のためではないか」という御言葉と「死ぬなら死にます」という御言葉を思い出させてくれた。数日後、署長が来たとき本をあげると、有り難いことに受け取ってくれた。その後、署長にグラシアス合唱団の賛美を送り、自分も歌が上手いけれど、グラシアス合唱団は更に上手いと驚いていた。

 私は、朝ご飯を食べずに来る方のために卵、サツマイモ、チーズなどを用意して彼らが食べている間、隣で聖書の話をしている。イエスが私たちの罪をすべて贖ってくれた福音を伝えると、『神様が義と認められたと言ったのになぜ教会に通っている人は罪人だと言うのですか?』と質問されることもある。そうすると私は『盲人が盲人を導くと穴にはまるように聖書を知らない人が教えたからです。聖書にははっきりとイエスが私たちの罪を贖うことを「完了した」と言いました。』と再び福音を説明した。そうすると彼は喜び、感謝する。地区隊の隊長は「うちの地区隊には、神が共におられるからいつも感謝だ」と言っている。

 一度は地区隊の職員たちにグラシアス合唱団の音楽をSNSで送ったが、一人の方から電話がかかって来た。
 『おばさんは、なぜグラシアス合唱団を知っているのですか?パク・オクス牧師の教会に通っていますか?』
 『はい。そうです。』
 『そうですか?私もパク・オクス牧師の御言葉とグラシアス合唱団の音楽をユーチューブで聞いています。パク牧師の聖書セミナーに行きたかったが、行けませんでした。』

 数日前、神がチャンスを与えてこの方に福音を伝えたが、説教集<世の罪を取り除く神の小羊>という本をあげるととても喜んでくれた。
 ある方には<こころを売る百貨店>という本をあげたが、自分はブドウ園の農夫のような人だと言われた。そして、戦争で目と足を失った青年ジョンが、お母さんに自分の姿を正直に言えずに死んだ話が心に残ったと言われた。<世の罪を取り除く神の小羊>という本を渡した課長は他の地区隊に移動したので電話してみたら、本の内容がとても良くて奥さんも読んでいると言われた。
 昨年の冬は隊長夫妻をクリスマスカンタータに招待したが、素晴らしい公演だったととても幸せだと言われた。またある警官夫妻には、スバボドナ(Svobodno)音楽会に招待し、世界的なレベルの音楽が聞けて本当にありがとうと言われた。そして『おばさん、食堂でたくさん聞いていた声の人が出てメッセージを伝えるから、聞き慣れていて本当に良かったです。』私が食堂でいつもパク牧師の説教を聞いているので、牧師の声が聞き慣れたのだ。
 食堂が少し暇な午後には、知り合いの教会の姉妹のお母さんに福音を伝えている。

 主イエス十字架で流した血潮は私たちの全ての罪を贖う能力になった
 罪に溺れて死ぬべきだった私たちを主が代わりに贖った

 主日学校の賛美を歌ってあげると、お母さんは一緒に歌って喜んだ。介護士と遊びに来たおばあさんにも福音を伝え、その方が「私も義と認められた」と喜ぶときは私もとても幸せだ。教会の導きに従って私を罪から救ってくださったイエスを伝えると毎日が幸せである。

合計 150
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