グッドニュース誌（日本語）
月刊「グッドニュース誌」は救いの福音と恵みの証を伝え、多くの人々をイエス・キリストの世界へ導いています。
「今月の説教」キリストによって完全におとなになることを望みながら
投稿者
goodnews2
投稿日
2021-08-21 15:57
閲覧数
345
オンラインを通して始まった全国祈り会
最近は新型コロナウイルスの影響で互いに会えないため、礼拝もオンライン上でささげている。それでも宣教活動を通して新たな国に福音が伝わっているなど教会には嬉しいことが多い。一方ではミャンマ―情勢のように、多くの国に問題があり、祈らなければならないことが本当に多い。それで私たちは一緒に集まって折ることができないためにオンラインを通して祈り会を始めた。
祈り会は実に驚くべきものだった。最初は数少ない聖徒たちが集まり祈った。午後7時30分に祈り会をはじめる、短く御言葉を伝えた後祈りをするが、祈りをする時間は１時間半くらいである。祈り会が始まると全国各地の兄弟姉妹たちが１人ずつ祈りをする。他の人も祈らなければならないため、1人が５分余り短く祈る。
アメリカCTN放送局で私が伝える『ヨハネ福音講解』を放映したが、近ごろではアメリカだけでも40社を超える放送局で、私たちが伝える御言葉を放送してくれることになりすごく有難い。その中には放送を始めるために時期を待つ放送局もある。アメリカで放送を通して福音を伝えることに必要な物質のために私たちは祈らなければならない。また、ミャンマ―のような苦しい状況に置かれている国のためにも祈るべきである。祈り会で１人の姉妹は、放送を通して福音を伝えることを祈り、ある兄弟は新型コロナウイルスによって苦しんでいる国のために祈り、他の兄弟は宣教師のために祈る。そうすると１時間半がすぐ過ぎてしまう。ある姉妹は祈る時、カメラの位置が合わなくて顔は見えずに真っ黒の頭だけが見える。それでも声が聞こえるから問題にならない。
老若男女皆が集まって祈ってからもう何ヶ月も過ぎた。毎日の祈り会に参加する数が多くなり、参加した人がみんな祈るわけではないが、ある兄弟や姉妹は、祈りはできなくても祈りが終わると、みんなの顔に喜びと感謝をたっぷり塗っておいたようだ。一緒に祈る間にみんなは喜びと感謝に満たされる。
ハイチで宣教をしているイ・ハンソル宣教師と仲間が乗った車に向かって武装グループが銃を撃ったが、イ・ハンソル宣教師の妻が頭を下げたとたん、銃弾が通り過ぎた。私たちはイ・ハンソル宣教師家族のために祈りながらどんなに感謝したかわからない。ザンビアでは宣教センターの建築が最終段階に入り、竣工を前にしている。エスワティニでも宣教センターの建物は今2階が出来上がっているという。レソトからは新しい宣教師が到着したという知らせが来た。ナミビアでは 青少年部大臣が 韓国に来て救われて喜んで帰ったが、新型コロナウイルスが終息すれば再び韓国に来ることを望むと言われた。これらのすべてのために私たちは祈る。
祈る間に、ペルーでは独立記念日に全国キリスト教指導者集いがあった。そのとき私たちが福音を伝える時間を60分も得て、数千人のキリスト教指導者たちの前で福音を伝えた。アメリカではオンラインで受講するグッドニュース神学校に登録した学生が、8,400人にもなる。このすべての事が有り難い。このようなことのために祈る間に、祈りは深くなり、残り時間はどんどん短くなる。
1時間半祈って祈り会を終えたら、時間が短すぎて残念に思い、オンライン祈り会の部屋から出ずに画面の前にそのまま座っている兄弟姉妹たちが１人、２人ではない。そのように祈る間に教会の中にいる聖徒たちがイエス・キリストに向けて育ち、幸せな人生を送っている。
神が福音の時代を開いておられることを強く感じられる
2021年からアメリカでチャップレンを通して刑務所の宣教が行われ、アメリカ国内にある原住民の伝道も活発に行われている。以前私たちが「放送局を通して福音を伝えるようにしてください。」と祈ったが、最近成し遂げられて多くの国に放送局を通して働いている。しかし、非常に少なく、一般の放送局を通しても福音を伝えている。全世界の数多くの放送局を訪ねると、多くの放送局で私たちが伝える真の福音を放送してくれると言われた。
去年からアメリカCTN放送局を通して『ヨハネ福音講解』が放送されてアメリカ中が熱狂した。続いてFOX40、ENLACETVなど40の放送局は、私たちが伝える御言葉を放送してくれると言われた。その他にも多くの放送局が、私たちが伝える御言葉を放送することになり、感激して神に感謝するしかない。
私たちが伝える福音が神の真の御心であるため、神が続けて扉を開いておられることに感謝する。CTNでは『ヨハネ福音講解』が終わったとたん、すぐ引き続き『マルコ福音講解』を放送している。今神が福音の時代を開いておられることを強く感じられる。
この福音の時代に私たちは何をすべきだろうか？
救われた聖徒はイエスによって完全なおとなになって、キリストの満ち満ちた身たけにまで達するのです。聖徒が成長することに対してエペソ書4章14節で、「それは、私たちがもはや、子どもではなくて、人の悪巧みや、人を欺く悪賢い策略により、教えの風に吹き回されたり、波にもてあそばれたりすることがなく、」と言われた。エペソ教会だけではない。今もサタンは聖徒たちが成長できないようにしようと人の悪巧みや、人を欺く悪賢い策略により教会の外に導きだそうとしている。そのような人の悪巧みや、人を欺く悪賢い策略により吹き回されたりする兄弟たちがいないわけではない。しかし、キリストの体なる教会の中にいる人は良く成長し、真理を語り、かしらなるキリストに達することができる。
わが宣教会の本部では、全世界に福音を伝える計画を立てており、祈り会では毎日兄弟姉妹たちが集まって祈りをもって神の助けを求めている。新しい御言葉がずっと録画されていて、グラシアス合唱団はアメリカでクリスマスのために新しい映像を作っている。神がこのように様々な形で福音を力強く宣べ伝えるようになさることを感謝する。
残念なのは、今全世界で起きている福音の働きに比べて働き手がどれほど足りないかわからない。それで神学生訓練に忙しい。このような時に福音伝道者が力を合わせて福音を伝えても足りないのに、ささいな個人の考えをもって教会を離れ, 教会を非難することがあり残念だ。
この福音の時代に私たちが何をすべきだろうか？完全におとなになって、一方では福音を伝えて、一方では物質をもって支えて、一方では祈りをもって支えるべきである。そのようにして全世界が福音の中に、主の懐に帰れるように神が働いておられる。
教会を離れた兄弟たちが帰って来て共にキリストの体を成すべく…
聖書は「それは、私たちがもはや、子どもではなくて、人の悪巧みや、人を欺く悪賢い策略により、教えの風に吹き回されたり、波にもてあそばれたりすることがなく、」（エペ4:14）と言われた。人の悪巧みや、人を欺く悪賢い策略により吹き回されるのではなく、「むしろ、愛をもって真理を語り、あらゆる点において成長し、かしらなるキリストに達することができるためなのです。」（エペ4:15）と言われた。「キリストによって、からだ全体は、一つ一つの部分がその力量にふさわしく働く力により、また、備えられたあらゆる結び目によって、しっかりと組み合わされ、結び合わされ、成長して、愛のうちに建てられるのです。」（エペ4:16）と言われた。
私たちは神に祈る。人の悪巧みや、人を欺く悪賢い策略により、教えの風に吹き回されたり、波にもてあそばれたりする兄弟たちが教会に戻り、キリストによって完全におとなになるように望む。からだ全体は、一つ一つの部分がその力量にふさわしく働く力により、また、備えられたあらゆる結び目によって、しっかりと組み合わされ、結び合わされ、成長して、愛のうちに建てられることを願う。
今グッドニュース宣教会は老若男女を問わず福音のために伝道し、祈り、放送し、すべての事をやっている。グラシアス合唱団は福音のために新しい映像を作っています。私たちには兄弟姉妹たちの手助けが必要だ。教会を離れた兄弟たちが非難をやめて帰って来て心を一つにし、福音のために働けるようになることを願う。一緒にキリストの体を成し遂げることを願う。
私たちはずっと祈りをしつつ、すべての教会が福音伝道に力を注いでいる。私たちはこれが神の御心であると信じる。また、神が私たちの前に福音の扉を開いてくださったことを感謝する。私たちは、自分たちの不足さや軟弱さも知っているが、それで神の恵みがより強く働いていると信じる。今日も御国のいのちの本に、新しい名前が記録されることで御使いたちが忙しく手を動かしていると思う。神に感謝をささげる。
合計 150
