グッドニュース誌(日本語)
月刊「グッドニュース誌」は救いの福音と恵みの証を伝え、多くの人々をイエス・キリストの世界へ導いています。

「宝と土器」罪の赦しを受けるのがこんなに簡単だとは

投稿者
goodnews2
投稿日
2021-07-21 15:27
閲覧数
359
罪の赦しを受けるのが
こんなに簡単だとは



私のような罪人が罪の赦しを受け、救われたことは実に驚くべきことだ。
私を滅びの穴から、泥沼から、 引き上げてくださった。哀れな罪人がイエス・キリストの血によって救われたので、何と神の哀れみと恵みを受けた者だろうか。
文/キム・トンス牧師






私は1954年、キョンサンナム道チンヤン郡の小さな田舎町で生まれた。家が貧しくて両親は私を中学校に行かせられなかった。友達は制服を着て学校
行くのに私は近所の下男たちと一緒に背負子を背負って山木こりとして通った。祖母はお祓いをして、父は役場に行って来る時は酒に酔って帰り、母が父に受け取ったお金でお酒を飲んだかと聞くと夜が明けるまで母を殴った。


幼い頃、私は鬱になった。ある日、寝ようとしたとき、天井がくるくる回った。「あ、おかしい。なんで天井が回っているのか。私は狂っている。私は早く死ぬだろう。」 死の恐怖が訪れて眠ることができなかった。急におかしくなった私を見て、家に大きな心配事ができた。 有名な占い師を呼んでお祓いをしても治らなかった。私はしだいに死んでいった。まるで旱魃で穀物が枯れていくような状態が私の姿だった。三年たったある日、母が言った「トンス、トンジ村のパク執事があなたに礼拝堂に来るように言ったよ。」旱魃に慈雨が降ったように急に私の体から元気が出てきた。「私もイエスを信じてもいいのだ。」すぐ教会に駆けつけるとパク執事は心配そうな目で日曜日午前に来るように言った。それで教会に通い始めた。年たったある冬、教会で復興集会を始めた。集会に参加して私の病が治る恵みを受けた。心身ともに正常に回復し,心に平安が訪れた。病から立ち直った後、私は両親に中学校へ行かせてくれと頼み、友達より3年遅れて弟と一緒に中学校へ通った。学校から将来の希望を書けといわれた時、「私は牧師だ」と書いた。



 

十分の一献金を多く出して牧師によく仕えればいい
中学校を卒業すると、20代の青年になり、1976年に軍に入隊した。除隊して父の紹介でプサンのチャガルチ市場のふぐ加工店に就職した。当時、月給7万ウォンを受け取るため、朝5時に市場へ行き、20~30キロの冷凍フグ30~50箱を地面に叩き潰し、水に溶かして加工し、自転車で食堂に配達するのが仕事だった。1984年には「プサン・フグ」という看板を掲げてフグ料理店をオープンした。
ところが、開業して3日でチャガルチ市場が火事になり、市場全体が焼けてしまった。私のフグ料理店も火事になったが、火事の後の店は繁盛した。1日にフグを売ったお金を店では数え切れないほど多く、家に帰ってお金を部屋に入れておいて数えた。忙しい中、夜間聖書高校に通った。神の大きな恵みを受けて生きていると思ったが、心には「罪の問題はどう解決するのか、救いはどのように受け取るのか」いつも疑問だった。学校の教授であった牧師は、学生たちに「神の次に牧師に仕えなければならない」と言ったので、私は十分の一献金を多く出して牧師よく仕え、教会で職分を多く持てば救われると思い信仰生活をした。私は執事となり、早期に按手執事になったことで教会から注目を浴びた。ある日、牧師から出張が多いので無線電話が必要だと頼まれた。私はためらわず、すぐ2百万ウォンの電話を買ってあげた。そのことが知られ、教会の重職者会議が招集された。教会で牧師を誹謗する執事の群れがあった。牧師は、「我慢できず、党会議を開いて誹謗する執事を追い出すか、牧師を辞任させるかを決定せよ」とおっしゃった。党会では牧師を誹謗していた執事を追放することにした。教会内に恐ろしいことが起きたのだ。

教会から追い出された執事は、ひげを生やして帯を巻き、労組のように日曜礼拝に来て2階に座って牧師に向かって後ろ指を差した。ある日、伝道師から私にその執事を外に出してくれと言われた。私は2階に上がって執事に外に出るように言ったが、それがまた大きな問題になった。礼拝を終えて先輩の按手執事が私のところに来て「なぜその執事出ていかせたのか」と責められた。「教会の中に派閥があって既得権があるなんて…」私はたくさん悩んだ。


主よ私の人生は、どうしてこんなにも乱れているのでしょうか
ある日、女性の伝道師たちがアパートの伝道をしていて、我が家を訪れた。彼らが伝えている御言葉を聞いてみたが、私たちの教会では全く聞いたことがなかった御言葉だった。
「なぜ、私たちの教会ではこんなことを教えてくれないのか」と思って通っていた教会を去った。按手執事も必要なく、教会でもらった10種類の役職も必要なかった。あれほど教会に忠誠し奉仕したのに、まともな御言葉を教えない教会は必要ないと思った。
私は私に御言葉を伝えてくれた女伝道師と教会を開拓した。伝道師は私に御言葉を伝え、私は彼女から聞いた御言葉を日曜礼拝で伝えた。しばらくして教会に10家庭が登録し、周囲の牧師たちから羨ましがられた。しかし、女伝道師神だけを見上げなければならないのに、私が彼女の偶像になった。伝道師は財産のすべてを私にもたらし、私たちは罪を犯した。人の前では罪を隠して生きてきたが、神の前に犯した罪が天に昇った。使役はもうできなくなった。教会が閉鎖され、私がしていた事業もダメになって、家は競売にかけられ、妻は去って、私は路頭に迷う羽目なった。幸いに、弟の助けで無一文の私はプサンのはずれにあるフグ食堂を買収した。食堂は私の唯一の住まいだった。食堂を運営しながら夜間の神学校に入った。神学校で今の妻に出会い結婚し,ビルの地下で教会を開拓した。しかし、1年が経ち2年が経ち3年が経ったが、教会の信者は1人もいなかった。唯一の教会の信者といえば妻で、地下室の隅にコオロギ2匹が私たちと一緒にいるだけだった。ミャンマーへ宣教も行ってみたが、台風に遭って3日で撤収して帰ってきた。「主よ、私の人生はどうしてこんなにも乱れているのでしょうか。」



 

アルコール中毒者に全うされたとは…衝撃的な御言葉だった
罪の赦しと救いの問題で苦悩しているとき、2019年からユーチューブでたまにパク・オクス牧師の説教を聞き始めた。昔、フグ屋さんをしていた時、パク・オクス牧師がプサンのクドク体育館で聖書セミナーをするというチラシを見たことがあった。集会に参加したかったが、牧師を異端視する話を聞いて「あそこに行ったら地獄に行くかもしれない」と思い、諦めた。ところが30年余りの年月が流れ、ユーチューブを通してパク・オクス牧師に会ったのだ。
2020年からは、パク牧師の御言葉を集中的に聞いた。パク牧師のグッドニュース・カンナム教会の主日礼拝の説教から、数年前から行っている修養会で伝えた説教、オンライン聖書セミナーとCLF説教、そして毎週宣教会のニュースを伝える土曜スペシャルプログラムなど。
牧師の説教の中で刑務所から救われ、今はアフリカと多くの国の刑務所で福音を伝えているキム・キソン牧師の証と20年間アルコール中毒だったシム・ホンソプ兄弟が変わり、伝道者となった証が私の心に大きな恵みになった。特にシム・ホンソプ兄弟が見る自分は、アルコール中毒者で全うされていないのに、パク牧師は、へブル10章14節の『キリストは聖なるものとされる人々を、一つのささげ物によって、永遠に全うされたのです』という御言葉でシム兄弟を全うされたと言った御言葉は、とても衝撃的だった。「ああ、私の姿と関係なく、神は私たちに全うされたとおっしゃったのだ。私のすべての罪の問題は永遠に終わったのだ。シム・ホンソプ伝道師だけが全うされたのではなく、私も全うされた。神はイエスの血を見て私の罪を覚えていないのだ。罪にこだわる理由がない。」そして、牧師は私たちが義と認められた事実を聖書のあちこちにある御言葉で知らせてくれた。ローマ人への手紙3章24節では、神が私を義と認めたと言った。
『ただ、神の恵みにより、キリスト・イエスによる贖いのゆえに、価なしに義と認められるのです。』(ローマ3:24)へブル人への手紙10章14節では、神は私に全うされたと言った。『キリストは聖なるものとされる人々を、一つのささげ物によって、永遠に全うされたのです。』第一コリンド6章11節では、神は私に聖なる者とされ、義と認められたと言った。『あなたがたの中のある人たちは以前はそのような者でした。しかし、主イエス・キリストの御名と私たちの神の御霊によって、あなたがたは洗われ、聖なる者とされ、義と認められたのです。』(第一コリント6:11)エレミヤ31章34節では、神が私の罪を二度と思い出さないと言われた。『わたしは彼らの咎を赦し、彼らの罪を二度と思い出さないからだ。」』(エレミヤ31:34)曖昧だった罪の問題がシム・ホンソプ伝道師の証を通してすべて解決された。真の福音が分からず、罪の中で生きてきたが、2020年10月のある日、パク・オクス牧師の説教を聞いて罪の赦しを受けた。とても、嬉しく、感謝した。


罪の赦しを受けるのが、こんなに簡単だとは思わなかった
救われた頃、使役できず、厳しい状況が続いたため、イエスを3回否認して魚を捕りに行ったペテロのように、私も昔の職業に戻り、フグの商売を始めた。お金もなく始めたが、救われると神が知恵と信仰を与え、現在フグの販売量が全国で1位になった。コロナウイルスで難しい状況の中、私はとても忙しく、ありがたく働いている。
忙しい中でも私は毎日12時に礼拝の集いを始め、昼食を食べて会社で職員たちに福音を伝えている。 ある職員は教会に通ったが、その後10年間行かなかったのに、集いに参加して救われ、教会の日曜礼拝に参加している。顔が暗かった他の職員らも、礼拝に参加し、あまりにも明るく変わった。知人や新たに会う人々にも福音を伝え続けている。
最近出会ったある人は、詐欺に遭い、家族の財産まで失って落胆していた。私はその方に騙されたのは、イエスを信じずに自分を信じ、人を信じてやられたことだと言い、神を信じなかったその罪に気付き、神の前に出て罪の赦しを受けるように言った。すると聖霊が私の中に入ってきて働き、交わりをしてあげた。

そして、1日に百回ずつピリピ人への手紙2章5節のあなたがたの間では、そのような心構えでいなさい。それはキリスト・イエスのうちにも見られるものです』という御言葉を覚え、イエスだけを見つめなさいと言った。ありがたいことに、その方は私の話に心を開き、集いに参加し、罪の赦しを受け、そして真の福音と真の真理に出会えたと感激した。数年間、信者がいなかったが、私が救われて福音を伝えていた。すると今は10人近い聖徒が日曜礼拝を捧げている。本当に感謝している。

 




毎日100人余りにSNSを通して伝道している
救われてみると、罪の赦しを受けるのがこんなに簡単だとは思わなかった。救われるために献金をたくさんし、教会の職分を多く務め、牧師によく仕えることではなかった。私がすることは、イエスの血が私の罪を永遠に贖った事実を信じさえすればいいのだ。私は5年前から宣教師や牧師、知人約100人にSNSを通して伝道をしていた。最近は忙しすぎて、毎日午前3時に起きてパク・オクス牧師の説教を聞いて受けた恵みと罪の赦しの福音に対するメッセージをまとめて100人余りに送っている。彼らのうちの10人余りは、御言葉が良いと反応を示し、残りの方々はまだ反応はない。彼らが私の送るメッセージを読んで御言葉を受け入れてこの簡単な救いを受けることを祈っている。

残りの生涯は福音を伝える
5月にプサンのBEXCOで行われたプサン地域の連合礼拝で、パク・オクス牧師に初めて会った。ユーチューブでしか見たことのない牧師に会って嬉しかったし、今まで説教を続けて聞いていたせいか、知り合いのお兄さんのように感じられた。食事をする短い時間にも牧師は福音を伝えてくださった。
私は、パク牧師が使徒パウロのように、この時代に神がお使いになる尊い神のしもべであることを信じている。パク牧師が伝えたメッセージの中で、この時代の最高のメッセージがある。電気は電線に乗って流れ、水道水は水道管を通して流れるように、神の御言葉が私の心とつながればガン患者も生き返り、どのような病も治り、神が働くというメッセージだ。サソリに刺された青年が治り、アルコール中毒者が酒から抜け出して伝道者になり、刑務所の殺人者が救われてアフリカの刑務所で福音を伝え、そのすべてがヨハネによる福音書15章7節の『あなたがたがわたしにとどまり、わたしのことばがあなたがたにとどまるなら、何でもあなたがたのほしいものを求めなさい。そうすれば、あなたがたのためにそれがかなえられます。』御言葉のように御言葉と心がつながって神が働いたのだ。
私はもう幸せな者であり、勝利者である。
『しあわせなイスラエルよ。 だれがあなたのようであろう。 主に救われた民。 主はあなたを助ける盾、 あなたの勝利の剣。 あなたの敵はあなたにへつらい、 あなたは彼らの背を踏みつける。』(申命記33:29)
10年経てば道端で犬も見ない私の人生だが、残りの人生は福音を伝え、未来の伝道者を養成する捧げたい。そして、神の前で何の欠点もない神の尊い花嫁になり、神が再び来られたら、賞を受ける尊い花嫁になるだろう。神に栄光と賛美を捧げる。
合計 150
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