グッドニュース誌(日本語)
月刊「グッドニュース誌」は救いの福音と恵みの証を伝え、多くの人々をイエス・キリストの世界へ導いています。

「今月の説教」ヨナタンの信仰

投稿者
goodnews2
投稿日
2021-09-23 16:22
閲覧数
375


神は私たちに道を開いておられる。苦しみも与え、私たちが信仰によって歩めるように導いてくださる。
サウルが王になった後、イスラエルは大変な災難に陥った。ペリシテ人はイスラエル人と戦うために集まったが、サムエル記第一13章5節を見ると、戦車三万、騎兵六千、それに海辺の砂のように多い民であったと書いてある。神はイスラエルの神であるため、この戦いは、神を頼れば神が働かれる。ペリシテ人が侵略したのは神が働くためであり、サウルの心には神を信じる信仰がなくてぶるぶる震えてばかりいた。それで神がともにおられる神の人ダビデを殺そうとした。神の民が神を信じないこの大きな問題が人を滅ぼす。

 

神は私に信仰を教えた
1987年に私のお腹があまりにも痛くて、食物を食べると消化不良でご飯が食べられなかった。
おかゆだけを少しずつ食べていたら、3ヵ月で体重が7キロも減った。ある日からだの具合が悪くて明け方に起きて祈りをした。
「神様、私はお腹がとても痛いです。治してください。」
その時神がマルコ11章24節の御言葉を思い出させてくれた。
「だからあなたがたに言うのです。祈って求めるものは何でも、すでに受けたと信じなさい。そうすれば、そのとおりになります。」
その日の明け方に聖書を開いてこの御言葉を読みながら心で思った。『私がこの御言葉通りにお腹を治してくださいと祈った後、神が治したと信じればその通りになるのだ』私は祈って、私のお腹が治ったと信じた。おかゆだけ食べても下痢になり耐えられなくて死にそうだったが、私のお腹は治ったと信じればご飯も食べてキムチも食べるべきである。私は御言葉をそのまま信じた。それで朝ご飯の時キムチもカクテキも食べた。妻が見てびっくりした。私のお腹はすっかり治ったから心配しないように妻に言った。
朝ご飯を食べると下痢をした。昼もご飯を食べると下痢になり苦しかった。夜にもたくさん食べた。私のお腹が治ったと信じた。それから翌朝にはお腹がきれいに治った。あれから30年間胃腸の調子はとても良いです。
1999年には心臓があまり良くなかった。心臓が悪くなってから3ヶ月の間は死にそうだった。神が私たちに苦しみを与えるのは、私たちが神を信じる信仰によって進みなさいという機会である。神を頼りなさいという信号だ。その時も私は神が心臓を治してくださると信じた。
その後、ソンホ松林で夏の修養会があった。ある日の夜、寝ようと横になってその日あったことを考えていた。私が本部から主日学校まで4回も歩いて往復したことを思い出した。約4㎞を歩いていたという事実が信じられなかった。心臓がとても悪くてたくさんは歩けなかったからだ。神が私の心臓を治してくださったと信じた。それで翌朝起きてジョギングを始めた。汗がたくさん流れ, からだがとてもさっぱりした。その時から私はとても健康になった。

 

主がわれわれに味方してくださるであろう
ペリシテ人は海辺の砂のように多かった。サウルと一緒にいたイスラエルの人々はそれを見てみな逃げて600人余り残った。この時、ヨナタンが考えた。『イスラエルは滅びた。それで私も滅びる。』道がないため神に頼るしかないと思い、ヨナタンは道具持ちの若者と2人きりでペリシテ人の先陣のところへ渡って行った。ヨナタンは、道具持ちの若者に言った。「さあ、あの割礼を受けていない者どもの先陣のところへ渡って行こう。たぶん、主がわれわれに味方してくださるであろう。大人数によるのであっても、小人数によるのであっても、主がお救いになるのに妨げとなるものは何もない。」
道具持ちの若者が言った。
「何でも、あなたのお心のままにしてください。さあ、お進みください。私もいっしょにまいります。お心のままに。」
イスラエルはどうせ滅びるため、ヨナタンは神を頼りにペリシテ人の先陣に向かって登った。「やあ、ヘブル人が、隠れていた穴から出て来るぞ。」と、2人に「おれたちのところに上って来い。思い知らせてやる。」と言った。ヨナタンは、道具持ちに言った。「私について上って来なさい。主がイスラエルの手に彼らを渡されたのだ。」ヨナタンは手足を使ってよじのぼり、道具持ちもあとに続いた。ペリシテ人はヨナタンの前に倒れ、道具持ちがそのあとから彼らを打ち殺した。こうして陣営にも、野外にも、また民全体のうちにも恐れが起こった。ベニヤミンのギブアにいるサウルのために見張りをしていた者たちが見ると、群集は震えおののいて右往左往していた。

 

安らかな時ではなく切迫した状況で
神はヨナタンが信仰のある人ではないことを知った。そのため困難を与えた。ペリシテ人が莫大な兵を率いて攻め込みサウルの軍隊が敗れるだろうし、そうすれば王子であるヨナタン自身も死ぬはずだった。ヨナタンは神を信じる信仰で進むしかなかった。それでただ神を信じて道具持ちの若者と一緒に谷から出てペリシテ人の先陣のところへ渡って行った。ヨナタンは道具持ちの若者にいった。「主がわれわれに味方してくださるであろう。」イスラエルはペリシテ人によって滅びるしかなく、他に道がないため神だけを信じて進まなければならないと思った。
ヨナタンは楽な時にペリシテ人の陣営に行ったのではなく、戦争が起きてイスラエルがペリシテ人と相手にならない切迫した状況で行った。この時神が働き、サウルもペリシテ人が倒れるのを見た。彼とともにいた民がみな、集まって戦場に行くと、そこでは剣をもって同士打ちをしており、非常な大恐慌が起こっていた。それまでペリシテ人につき、彼らといっしょに陣営に上って来ていたヘブル人も転じて、サウルとヨナタンとともにいるイスラエル人の側につくようになった。また、エフライムの山地に隠れていたすべてのイスラエル人も、ペリシテ人が逃げたと聞いて、彼らもまた戦いに加わってペリシテ人に追い迫った。

 

神は私たちに困難を与える、信仰によって生きろと
神は私たちが神ご自身を信じる信仰で生きるように導く。私たちが信仰によって進まないと困難を与えて神を信じる信仰で生きるようにする。私たちにどんな問題があっても神は私たちとともにおられる。だからどんな苦しみがあっても心を変えて自分の考えを捨てて神を信じる信仰で進めば、必ず神が助けてくださり救いをほどこす。私の胃腸が良くなかった時や心臓に問題が生じた時、病院でも治せなかった。それは神を信じる信仰で進めということだった。
2020年になって新型コロナウイルスの影響で、たくさんの人々が礼拝に参加できなくなった。それで私たちは復活祭記念礼拝をはじめ、オンラインを通して礼拝をささげるようになった。前にも礼拝をオンラインで放送したことはあったが、これからはオンラインでの礼拝をささげるしかなかった。2020年に始まったオンライン復活祭記念礼拝を通して毎回200万人が御言葉を聞いた。 神が働いたのだ。
神は私たちが自分の能力や知恵やお金ではなく、神を信じる信仰で進むことを願う。しかし私たちは、できれば信仰ではなく人間的な方法考えで生きようとする。神はそのような私たちに働きたいという願いで、私たちが信仰で進むように困難を与える。人間の方法で生きていた人が、道がなくなり神を信じる心で進めば神は必ず働く。
チェ・ヨハンがさそりに刺された時、ナム·ギョンヒョン牧師がデング熱で死にかかっていた時、キム・ユンオク姉妹が癌にかかって苦しんだ時、私たちは信仰で進むしかなかった。他に道がなかった。それで神の前に進み、神が働いた。
神は私たちにある問題を難しくして到底解決できないようにする。それで神だけを頼るようにし、その時神が働く。私の胃腸が良くなかった時や心臓が良くなかった時、私には治せる道がなかった。そのとき私たちが神を信じて頼り、神の恵みを受けて信仰を育てる。
福音伝道者の中で神を信じない人が本当に多い。それだから神だけを頼るようにと困難を与える。それでも人間的な方法で生きて信仰で進まない人が多すぎる。困難があっても神を信じなければ、神がその人になすべきことが何もない。しかし、今からでも自分の考えを捨てて信仰によって進めば、神が働く。
神は私たちに度々苦しみを与える。その時ただ信仰で進めば神が働き、私たちは信仰の人になる。神は私たちに困難を与える。信仰によって生きろと。
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