「救いの証」神が私を愛しているので

私は今年の1月13日に救われた。救われる前、私は私に対する大きな信頼と期待を持って生きていた。 私の人生の中で、苦しみに会って、問題にぶつかる時は、いつも自ら何とかして耐えて、耐え抜かなければならないと思った。なぜなら、誰も私の人生を代わりに生きてくれることはできないし、私の問題を代わりに解決してくれることはできないと信じていたからだ。しかし、時間が経つにつれ、私がどうしようもないほどの苦しみにぶつかる頻度が次第に多くなり、苦しみもだんだん強くなった。

　2019年の末ごろまで通っていた職場をやめた。当時は、少し休んでから再び仕事に就き、仕事を始める計画だった。ところが、2020年に新型コロナウイルスが全世界を襲い、再び就職することが難しくなった。ありふれたバイトを探すのも難しくなった。私の思い通りになることが一つもない日々が続いた。そのように無気力に時間を過ごしているうちに、私は失望と自責で心の病が深まっていった。無意味に一日を過ごし眠りにつこうとすると、あらゆる否定的な考えと憂鬱さが私の心を襲ってきて、なかなか眠ることができなかった。
自分を失いつつあるという恐怖と苦痛の中で神を探し始めた。多くの人々が、自分が途方もない大きな困難の前に置かれると、神を信じない人でも神を探すように、私も最初はそのような心情だった。

私は15年前の中学生の時、親友のお母さんを通して罪の赦しの福音を伝えてもらい聞いたことがあった。それから約3年前には海外奉仕ボランティアの帰国発表会に招待を受けてグッドニュース・カンナム教会の礼拝にも参加してパク・オクス牧師のメッセージを聞いたこともあった。しかし、当時はイエスが私たちのために十字架にかけられ、それで私たちの罪がすべて洗い流されたという福音が、ただ一つの知識のように、私が生まれる前にあった昔話のように感じた。当時、私はイエスを心で信じられず、受け入れることができなかった。

ところが、本当に終りの見えない心の苦痛に陥ると、以前少し聞いた福音をふと思い出した。そしてイエスの御言葉を聞きたいという思いが起き上がってきた。調べてみたら、ユーチューブチャンネルを通して、グッドニュース・カンナム教会の御言葉を聞くことができることを知り、御言葉を聞こうとチャンネルにアクセスした。 ちょうど冬のキャンプが始まる日だった。そのように、私は冬のキャンプで、パク・オクス牧師の最初の説教を聞いた。牧師はシム・ホンソプ兄弟と交わりした話をし、イエスの血で私たちのすべての罪がきれいに贖われ、それで私たちが義と認められた話を力強く伝えてくれた。そしてその証拠としてローマ書8章33節の御言葉を伝えてくださった。
『神に選ばれた人々を訴えるのはだれですか。神が義と認めてくださるのです。』（ローマ8:33）
御言葉を聞いている間、「そうだ、イエスの血が私の罪を贖い、神が私を義と認められたとしたら、私は義と認められた」という気がした。そして眠る前に祈りをささげた。「神様、もう神様に私を任せます。私を完全に受け取ってください。」
そして眠りについた。次の日の朝、目を覚ましたら本当に不思議にも今まで味わったことのない平安が、私の心に宿ったものを感じた。そしてこんな気になった。

「私は今までイエスを信じられずにそっぽを向きながら生きてきたが、神は私を愛して、この苦しみから私を救ったのだ。「私はまだ、神がどんな方なのか、イエスがどんな方なのか、信仰が何なのかよく分からないが、私に平安を下さる方は神しかいない。」
イエスを心から受け入れる前の私は、あることを計画し始めようとすると、いつも悩んで座り込んだ私自身を見てがっかりし、私自身にすべての非難の矢を向けることを、身をもって何度も繰り返してきた。しかし今は神が私を助けて私と一緒にしてくださるという信仰で生きているので恐れなく力強く進むことができる人になった.
少し前から私は神がくれた心の力で今まで心に抱いていた事を実現するために準備している。今まで常に不安の中で平安を求めて生きて来た私に神が力をくださり、またずっと力をくださっていらっしゃる。結果に対する不安ではなく、大胆で嬉しい気持ちで一日一日を感謝して生きている。

最近、聖書を読むとき、神が私にくださった御言葉がある。へブル人への手紙では6章13節から15節の御言葉だ。
『神は、アブラハムに約束されるとき、ご自分よりすぐれたものをさして誓うことがありえないため、ご自分をさして誓い、こう言われました。「わたしは必ずあなたを祝福し、あなたを大いにふやす。」こうして、アブラハムは、忍耐の末に、約束のものを得ました。』（へブル人への手紙6:13～15）私はこの御言葉は神が私に与えた約束であることを信じている。今日もその信仰が私の人生を導くという望みで進んでいく。