グットニュース誌(日本語)
月刊「グットニュース誌」は救いの福音と恵みの証を伝え、多くの人々をイエス・キリストの世界へ導いています。

「レビ記いけにえ講解」和解のいけにえ②

投稿者
goodnews2
投稿日
2021-08-27 21:15
閲覧数
21

神が切に願われる和解
ヨセフを売った兄たちと和解することを望んだヨセフ。
ベニヤミンがいてこそ、ヨセフと兄たちが和解できます。私たちと和解することを
望んでおられる神は、イエスを和解のいけにえとして送りました。


神は真に私たちと和解することを望まれます。神と私たちの間にちりほどの距離もないことを望まれます。聖書を見るとイエスのみことばを受け入れた人は、その人がどのような人であろうが神と和解ができるようにイエスが働いてくださっています。イエス・キリストを嫌ったり拒んだりしないでイエスのみことばを心から受け入れれば、皆さんも知らないうちに神と和解ができていると思います。サマリアの女もそうであり、ザアカイもそうであり、三十八年もの間、病気を患っていた人もそうでした。神と人間が和解できるように働かれる方はイエスだからです。

ヨセフを憎んだ兄たち
創世記の後半にはヨセフに関する話がたくさん出てきます。ヤコブは十二人の息子の中でヨセフを愛しました。そのためヨセフは兄たちに嫌われました。しかも、ヨセフは兄たちに「あなたがたの束が回りに来て、私の束におじぎをしました。」という夢の話までして、ヨセフは兄たちに余計に嫌われました。そこで終わったのではなく、再び見た夢を「太陽と月と十一の星が私を伏し拝んでいるのです。」と兄たちに伝えました。そのせいで兄たちはヨセフをもっと嫌うようになりました。兄たちはヨセフを殺そうとしましたが、気持ちを変えてミデヤン人に奴隷として売りました。ヨセフは十七歳のときにミデヤンの商人たちに売られました。ヨセフが兄たちにあわれみを請うたとき、彼の心の苦しみを見ながら「われわれにあわれみを請うたとき、彼の心の苦しみを見ながら、われわれは聞き入れなかった。」(創42:21)と聖書で表現しました。ヨセフが必死に願っても兄たちはヨセフを売ってしまいました。ヨセフはエジプトまで遠い道を連れられながら、兄たちをどれほど恨んだでしょう。
ヨセフがポティファルの家に奴隷として売られて生活をして、ポティファルの妻の誘惑を受けました。その誘惑には勝ちましたが、ポティファルの妻に「ヨセフが私に恥をかかせた」と言われ、濡れ絹を着せられて牢屋に入れられました。牢屋にいるヨセフは「お父さんは元気かな」と思い、父親に会いたくて「兄たちはなぜ私を売ったのか」と恨んだでしょう。
しかし、神がヨセフとともにおられました。それで私たちがよく知っているように、ヨセフはエジプトの支配者になりました。支配者になっただけではなく、七年間の飢きんのときに民を救う救い主となりました。七年間の豊作のときに穀物をたくさん貯めておいたので、エジプトには食糧がたくさんありました。ヨセフには食糧も多く、富もありました。一方、カナンにいた兄たちはどうでしょうか。食糧がなくて飢え死にしそうでした。
ヨセフが食糧を売っていたある日、カナンから来た兄たちが食糧を買うためにヨセフの前でひざまずきました。そのときのヨセフは、兄たちに売られて「兄たちの言うことを聞くから私を売らないでお父さんの所に連れて行って」としきりに願ったときのヨセフではありません。ヨセフは富と権威を持っていました。ヨセフは外見だけでなく、心も以前のヨセフではありませんでした。
「兄たちが私を売ったのは神の摂理だった。神はカナンに飢きんがあり、家族全員が死んでしまうことをご存知で私をエジプトに先に送ったのだ。私に食糧を貯めさせて兄たちと家族を助けるためだった」ヨセフの心には兄たちに対する憎しみも恨みもなく不満もありません。かえって喜びと希望で満たされていました。「どうすれば私が受けている栄光、祝福、喜びを兄たちとともにできるのか」ヨセフはそのような心で兄たちが来るのを待っていました。ある日、ついに兄たちが自分の前に現れました。
「ルベンお兄さん、私はヨセフです。こっちに来て思う存分食べてください。ここにある穀物もいくらでも持って行ってください。足りなかったらいつでも取りに来てください」
ヨセフはこのように言いたかったのです。ところが、そのようには言わず、かえって兄たちに「あなたがたは偵察だろう」と言いましたが、それはなぜでしょうか。もし、ヨセフは自分がヨセフであることを兄たちに知らせたら、彼らに食糧をたくさん与えて帰したら、どうなったでしょう。兄たちはヨセフの前では腰を低くしていてもカナンに戻ったら「大変なところだった。以前ヨセフがあんなにあわれみを請うたときも聞かずに売ってしまったのに、彼が支配者になっているとは……。次に彼の前に姿を見せたら殺されるだろう」と言うでしょう。
兄たちが二度と来られない理由はたくさんあります。兄たちがヨセフを売った後、ヨセフの服にやぎの血をつけて父親ヤコブに持って行きました。ヤコブはその服を見て、ヨセフが獣に殺されたと言って悲しみました。ところが、ヨセフが現れたらそれが嘘であるのがばれます。そして父親がそれを知ったら兄たちをどれほど恨むでしょう。すると、兄たちは自分たちが売ったヨセフの前にも立てず、父親の前にも立てません。ですから、兄たちは「死んでもエジプトには行けない。ヨセフの所には行けない」と思うしかありません。

あなたがたの末の弟を連れて来なさい
兄たちの心に「私たちがヨセフを売った」という呵責感がある限り、彼らの心が絶対にヨセフに対して開きません。そのため、ヨセフは何としてでも兄たちの心をまず先に解かなければなりません。ヨセフには兄たちに復讐をしようとする心がまったくありませんが、兄たちにその心を理解させて伝えなければなりませんでした。ヨセフと兄たちの間に和解ができなければなりません。
ヨセフは深く考えました。「兄たちと自分の間を和解させてくれる人は誰なのか」その人は兄たちとも親しくヨセフとも親しい人でなければなりません。それはまさにベニヤミンでした。兄たちとは兄弟として過ごしているため親しく、ヨセフとは実の弟だから親しいです。ベニヤミンは兄たちとの間にも問題なく、ヨセフとの間にも問題がありません。そのベニヤミンがいてこそ、ヨセフと兄たちが和解できます。
ヨセフはそれに気づきました。それで兄たちを間者だと追い詰めました。すると、兄たちは「自分たちは偵察ではない」と言い、自分たちについて話しました。
「しもべどもは十二人の兄弟で、カナンの地にいるひとりの人の子でございます。末の弟は今、父といっしょにいますが、もうひとりはいなくなりました。」
もし、兄たちがヨセフの心を知らず二度とヨセフのところに来なかったら、ヨセフはどれほど泣くでしょう。そうならないためにヨセフは仕方なく、兄たちを三日間監禁しておきました。そして兄たちに言いました。
「あなたがたの末の弟がここに来ないかぎり、決してここから出ることはできない。もしそうでなかったら、あなたがたはやっぱり間者だ。」
べニヤミンが来てこそ真の和解ができます。兄たちはヨセフを売ったからヨセフの前に出るのに負い目がありますが、ベニヤミンはそれとは無関係なので、ヨセフに対して負い目はありません。ベニヤミンは兄たちとカナンの地の父親の家でいっしょに住んでいたため、兄たちに対しても負い目はありません。

兄たちが一番堂々としていたとき、自分を知らせたヨセフ
ヨセフの話を聞いた兄たちは悩みました。ルベンは「私はあの子に罪を犯すなと言ったではないか。それなのにあなたがたは聞き入れなかった。だから今、彼の血の報いを受けるのだ。」と言い、互いに話し合いました。兄たちはヨセフがヘブル語を知らないと思って、自分たちで話し合いましたが、ヨセフは兄たちの話を全部聞き、外に出て泣いて戻りました。ヨセフはシメオンを監禁しました。本音はシメオンもいっしょに帰したかったのですが、帰したら兄たちが帰って来ない可能性があります。
数日後、兄たちがベニヤミンを連れて来ました。ヨセフは兄たちとベニヤミンに食事を出しました。そしてまた、策を考えました。十一人の兄弟の袋に穀物をいっぱい入れて、ベニヤミンの袋には穀物と銀の杯を入れてから彼らを帰しました。そして兄たちに追いつくように管理者を送りました。管理者が彼らに言いました。
「なぜあなたがたは悪をもって善に報いるのか。これは、私の主人が、これで飲み、これでいつもまじないをしておられるのではないか。」
ヨセフの兄たちが答えました。
「あなたさまは、なぜそのようなことをおっしゃるのですか。しもべどもがそんなことをするなどとは、とんでもないことです。それが見つかった者は殺してください。そして私たちもまた、ご主人の奴隷となりましょう。」
管理者が言いました。
「それが見つかった者は、私の奴隷となり、他の者は無罪としよう。」
ところが、ベニヤミンの袋から銀の杯が出ました。ベニヤミンと兄たちは再びヨセフの所に戻りました。ヨセフは彼らに言いました。「約束どおりにベニヤミンは奴隷となり、他の者は家に帰りなさい。」するとユダが言いました。
「このしもべを、あの子の代わりに、あなたさまの奴隷としてとどめ、あの子を兄弟たちと帰らせてください。父のいのちは彼のいのちにかかっているのですから」
かつては兄たちがヨセフを売りましたが、今は心を変えてベニヤミンのために自分のいのちをかけています。ユダの話を聞いたヨセフは声を上げて泣きました。そして、兄たちに自分がヨセフであることを明らかにしました。

イエス・キリストの義を自分の義として受け入れる
創世記37章から50章までの内容を通して、神はヨセフの心を表現したのではなく、ご自身の心を表現されました。神は私たちが罪を犯したから心配されるのではありません。私たちが罪を犯したため、神の前に大胆に出る勇気を失うのを心配されます。私たちが神に逆らい悪を犯したとしても、神はあらゆる方法で私たちが神の前に出るのに差し障りがないように働かれます。兄たちがヨセフが持っていた権威と栄光と富をともに受けるように、神は私たちがイエスの力を自分の力に、イエスの義を自分の義として受け入れることを望まれます。レビ記で和解のいけにえを通して私たちに語られようとする内容が、まさにこれです。
「ヨセフはあなたがたに復讐をするはずだよ。今はお父さんが生きているから我慢するけれど、お父さんが死んだらかならず復讐するはずだ。まもなく復讐するだろう」サタンはヨセフの兄たちにこのようにささやいて、彼らの心がヨセフの心と反対方向に流れるようにさせます。今日もサタンが私たちにささやきます。
「神はあなたを嫌うよ。あなたが罪をたくさん犯したのに、神がどうしてあなたを受け入れるのか。神はあなたを捨てるよ。あなたの祈りは聞いてくださらないよ。あなたの病気を治してくださらないよ」
それとは反対に神は聖書のみことばを通して、私たちを熱く愛されるご自身の御心を見せてくださいます。神は私たちを深く愛されているため、私たちの咎をご覧になりません。私たちの罪と不法を思い出すことはしないと言われました。神が心を痛められるものがあるとしたら、人が心を開いて神の前に出られず、神の栄光と権威と義を受け入れられないことです。
神は私たちがご自身のものを思う存分受け入れるのを望まれます。私たちをそのようにさせるために和解のいけにえのささげ物を立て、イエスを十字架につけられました。私たちがつまずくことなく、神の前に出られるように、私たちのすべての罪を完璧に洗ってくださいました。
兄たちはヨセフが切に願っても彼を売りましたが、ヨセフはそれを罪だと思いませんでした。
「私をここに売ったことで心を痛めたり、怒ったりしてはなりません。神はいのちを救うために、あなたがたより先に、私を遣わしてくださったのです。だから、今、私をここに遣わしたのは、あなたがたではなく、実に、神なのです。」神はこのように私たちのすべての咎を私たちに返さず、和解のみことばを私たちに与え、私たちをご自身と和解させました。

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