セソリ子ども合唱団(団長チュ・ミハ)が4月2日(日)の夜6時30分、ソウルのグラシアスアートセンターで『セソリ子ども合唱団創立記念音楽会』を開催した。

セソリ子ども合唱団はコロナ以降韓国国内のたくさんの子ども合唱団がなくなる中で、子どもたちの童心を守って夢と希望を込めた歌を伝えるために創立された。

セソリ子ども合唱団のチュ・ミハ団長は「学業のために勉強し邁進しているものの自分らしい夢をもってそれを成し遂げて幸せを感じる子どもは少ないです。セソリ子ども合唱団は合唱を通して達成感と友達とのつながりを感じ、配慮する心を学びます。さらに困難な状況に置かれた子どもたちに音楽教育の機会を与えられるなら合唱団の活動を通して得られる教育の効果は無限大に広がると思います」と伝えた。

特に今回の音楽会は2月のオーディションを通して選ばれた51名の1期生とグラシアス少年少女合唱団、グラシアス合唱団が共にして舞台はさらい輝いた。


セソリ子ども合唱団の『エーデルワイス』


グラシアス少年少女合唱団の『半月』


セソリ子ども合唱団の『青い国』


グラシアス合唱団の『木蓮』


セソリ子ども合唱団、グラシアス少年少女合唱団、グラシアス合唱団が共にした舞台

この日の公演はセソリ子ども合唱団の『四つ葉のクローバー』、『エーデルワイス』を皮切りに、グラシアス少年少女合唱団が『半月』、『オブラディオブラダ』、『故郷の春』を歌った。続いてグラシアス合唱団のパーカショニスト、ユン・デヒョンがマリンバで『Czardas』を演奏した。それに続いてセソリ子ども合唱団は『ぎゅっと抱きしめる』、『青い国』、『過越の小羊の血で』を披露した。特に『青い国』は可愛い振り付けとハーモニーが混ざり合って観客に感動と笑いを与えた。グラシアス合唱団は『木蓮』、『Swing low sweet chariot』、『La Paloma』を歌った。最後の舞台でセソリ子ども合唱団、グラシアス少年少女合唱団、グラシアス合唱団が『美しい大地』、『You raise me up』を一緒に歌って感動を与えた。


セソリ子ども合唱団創立記念音楽会でメッセージを伝えているパク・オクス牧師

この日、パク・オクス牧師は「幼い子供たちが歌ったのですが本当に感謝です。子供の時から音楽を学ぶと本当によく学べると思います。教師と合唱団がしっかり教えて、音楽的な部分もよく出来るように導いて、伝道やお祈りもよく出来るように導き、イエスと同じ心を持って高慢な心を捨てて主に仕えれば、主も皆様をお使いになり喜ばれると思います」とメッセージを伝えた。

公演が終わった後、子ども合唱団の団員たちは感激で幸せいっぱいの顔をしていた。

「グラシアス合唱団と公演することは想像もしてなかったのですが本当に驚きました。期待もありましたが、間違ったらどうしようという心配もありました。まだ練習も必要だし、拍を合わせるのも難しいですが、一緒にすることができて幸せです。先生方が私たちをよく教えてくださるので感謝です」キム・シヒョン団員(4年生)

「音楽が好きで新しいことがしたくて合唱団に志願しました。衣装までしっかり着て舞台に立ったのですが、本当に緊張しました。私たちだけで歌う時は不足に見えましたがグラシアス合唱団、少年少女合唱団と一緒に歌うと声がきれいでした。人々に感動を与えたいです」ペク・ソウン団員(4年生)

子ども合唱団の団員たちのオーディションの様子から練習、リハーサル、実際の公演まで見てきた親たちも公演を見て喜び、感想を伝えた。



「子供たちが練習する過程を見ながら、やんちゃだった子供たちが落ち着いて心が育つのを見ました。合唱をしながら自分が目立とうとするのではなく他の人の声を聞いて調整して合わさることを学びます。合唱を通して学んだことはどんな状況でも適用できると思います。私の子供がグラシアス合唱団、少年少女合唱団と一緒に舞台に立てることが光栄で感激です。一緒に舞台に立つことは簡単なことではないので、それだけで素晴らしく、大きな意味があると思います」チャン・ヨンジュ(ソン・ジュユン、ソン・リュミン団員の母)



「2番目の子が消極的な性格だったのですが今回『青い国』の最初の部分をソロで歌うことになりました。練習しながらとても楽しんでいて、先生方が出した宿題も楽しくやってました。練習は、時には大変ですが『世界最高の合唱団は世界最高の心でするよね？』と言ってあげると子供がそのまま受け入れて力を出します。グラシアス合唱団の歌には心が感じられますが、幼いけれど子どもたちもそれをそのまま受け入れることがとても感動的で感謝です」チョン・ヨンヒ(パク・ジハン、パク・ハンギョル団員の母)

「新しくセソリ子ども合唱団が創立され、今日グラシアス少年少女合唱団とグラシアス合唱団まで舞台に一緒に立った姿を見てとても感激しました。福音を聞いて救われて、学生になって、信仰が育って、大人になって福音のために生きるその人生を一目で見るような気分で、私たちを救った神は私たちが一生歌って賛美を捧げても足りないと思いました。子供たちの姿を見ながら明るくて純粋で神を賛美することが感謝しました。グラシアス少年少女合唱団は今までたくさんの訓練を受けて、自分の姿が現れて信仰の中で可愛く育っています。そして世界的なグラシアス合唱団は言うまでもないですが、神の栄光のために働き自分を犠牲する姿がとても良いです。賛美と歌を聞きながら神の前に感謝しました」パク・ムンテク(パク・ドンチャン団員の父)

セソリ子ども合唱団は創立記念音楽会を初めとして続けて活動範囲を広げていく予定である。国内外の合唱大会及び童謡大会に参加し、国内外での演奏を通して多様な舞台経験を積み、団員たちの音楽的な発展を図るためにマスタークラス、人格教育のための分岐別のマインド教育とワークショップが計画されている。一方、セソリ子ども合唱団は2023年後半に2期団員を募集する予定である。

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