グッドニュース 国内・外のグッドニュース宣教会のすべてのニュースを見ることができます。

「日本」ロシア・モスクワの宣教師が語るオンライン聖書セミナー

投稿者
goodnews2
投稿日
2020-11-16 21:13
閲覧数
1161


日本の兄弟・姉妹たちがロシア・モスクワの牧師であるリ・ホンドク牧師をお招きしての聖書セミナーを切望していましたが、多忙な日々を過ごされていて、なかなか実現に至りませんでした。そのような中、コロナによって神様がオンラインによるセミナーの道を開いてくださり、今回『ロシア・モスクワの宣教師が語るオンライン聖書セミナー』を11月11日~13日にかけて開催しました。
セミナーは朝4時半からと、夜20時からという異例のスケジュールでした。モスクワとの時差が6時間あることと、仕事を持っている日本の兄弟姉妹も全てを聞けるようにと、この時間設定となりました。早朝にもかかわらず、時間前から100人を超える人が放送を待っていました。
リ・ホンドク牧師は、長い間ロシア語圏の国々で牧会をしてきており、現在Good News Missionモスクワ教会の主任牧師、ロシア宣教学校校長、CLFロシア地域の会長であります。



聖書セミナー講師牧師 リ・ホンドク氏

今回のセミナーは、
『神様の働かれる世界』
あわれみ豊かな神はイエスを通して私たちと神を一つにしてくださった
『まことの人生』
神が与えるものの中で生きる平安な人生
『御言葉が働かれる世界』
神は御言葉により全てを準備されている、足を踏み出そう
『和解のいけにえ』
私たちが自由で平安でいられるようにと、イエスの贖いに込められた神の心
『主人のもとに帰る』
イエスは罪を贖っただけでなく、私たちを本来の主人である神に帰してくださった
の5つのテーマでした。
神様がどれほど深く私たち人間を愛してくださり、私たちが神様の御言葉だけを信じて進むとき、必ず私たちを助け、導いてくださることをはっきりと一つ一つの聖句と証によって伝えてくださいました。
ロシアで働いた神様が、日本でも同じように働くということを参加した人々の心に深く刻まれた聖書セミナーとなりました。

【参加した兄弟姉妹たちの証】
「私たちは今神様の横に座っていて、その間には壁が無く、神と私は一つだ」と言われたリ・ホンドク牧師の言葉に希望を持ちました。
私には久しく困難な状況が続いていました。3人目の子どもを韓国で出産したものの、自分のビザ更新の為に子供を置いて日本に戻りましたが、コロナウィルスの影響で韓国の入国までに時間がかかり、次に自分の子供に会ったときには母親である私を見て泣き出したのです。世話をしてくれた母は聴神経の腫瘍の術後が思わしくなく、主人もコロナのせいで失業してしまいました。心が不安で、毎晩泣いてお祈りをしました。
リ牧師が息子さんの証をされました。お金が全く無い時に奨学金が与えられたこと、冬季オリンピックの際に通訳の仕事をサムソン電子でアルバイトをし、しかも息子さん二人共が得て献金が満たされたこと、病気になったが最高の医者が無料で看てくれたこと等々。そうだ、私はこの世に生きているのではない、神の横にいて、全てが治まるのだという心になりました。
振り返ってみれば、母は教会でドアの閉まる大きな音を聞いてから、耳の調子が悪くなり病院に行き、病気が見つかりました。偶然ではありません。その母は信仰で薬を止め、先日検診を受けると、腫瘍が目に見えて小さくなっていて、医者もびっくりしたそうです。
母は完治する、子どもたちは元気に育つ、主人は必ず日本で職を得る。御言葉に励まされ、この信仰を持つことができました。


グッドニュース九州教会 イ・ユルロ

数日前、私は教会でひどいことを言ってしまい、自分が神から離れている姿を認めざるを得ませんでした。私には当座大きな問題もないから肉の生活を楽しんでいるのだ、サタンに引っ張られているのだと認識することはできても、自らはどうすることもできませんでした。そんなことから危機感を持ち、今回のセミナーは何としても聞かなくてはと、早朝を含め全部をしっかりと聞きました。
「神を信じて生きよ」が大切な言葉として残りました。イエス様が悪いものを受け、私に最善のものを与えてくださること、すでにこの世でなく天に座らせてくださっていること、神と一つであること、特にこの三つを、言葉ではなく心で受け取ることができました。
ヤコブのもものつがいを打った話からは、神は私をも打って、一つ一つ捨てさせてくださるのだと思うことができ感謝しました。
「日本が救いの中心になる」と言われ、心が躍ります。その時には私も忙しく用いられたいです。


グッドニュース静岡教会 望月 暢子

キリスト人の心の持ちようを、生きておられる神様が働いた数々の証を通して、わかりやすく教えてくださり、深く心に入りました。
「御言葉を信じる」「神は成し遂げてくださる」などは、今までにも何度も語られ、自分でも知っていたことですが、先生が持った感謝な心を私たちも共有できるようにと、たくさんの御言葉で裏付けながら伝えてくださいました。
兄弟姉妹を判断していたのが、先生に御言葉が与えられ見方が変わったという証では、私も善悪の判断で人を見ることがあったが、それは神が嫌われることで、福音の妨げになるものだと、新しい、幼い魂にも配慮する心を教えられました。
先生の色が不思議なほど現れず、神様の栄光だけを現されているのではと、そんな思いのする、心が丸くなるようなあたたかなセミナーでした。
日本が福音の中心になるとき、その働きの一つとなれるように、神様の心と学ぶ心を教えられました。


グッドニュース大阪教会 宮﨑 正子