- 駐イスラエル・エチオピア大使及びTBN Russia放送局長との面談
- イスラエルに居住するエチオピア系ユダヤ人の集まり
- キング・オブ・キングス教会(King of Kings Church)で行うバイブル・カンファレンス

東地中海沿岸の国であるイスラエルは、面積は韓国の5分の1で、900万人の人口がヘブライ語中心にアラビア語、英語なども使用している。1人当たりのGDPは45,000ドルの裕福な国で、ユダヤ教とキリスト教が誕生した所だ。ユダヤ教の人口が主流でイスラム教とキリスト教が共存するが、現地のキリスト教人口はごく少数だ。歴史的に民族間の戦争が頻繁にあったこの地は、古代のペリシテだったパレスチナと現在も頻繁に紛争が起きている。

パク・オクス牧師は、イスラエル政府の公式招待で3月14日から20日までの1週間の予定でイスラエルを訪問している。この訪問は、キリスト教指導者連合(CLF)を通してロシアのモスクワ国際治癒協会のイワン・ミハイロヴィチ牧師が福音を聞いて罪の赦しを得た後、各界各層のエリート、議員、長官などにパク・オクス牧師を知ってもらったことで実現された。


イスラエルの風景

今回の日程を通してマインド教育の紹介、イスラエル現地のキリスト教団との協力、CLFフォーラム及び聖書カンファレンス、グラシアス合唱団の公演やイベントの企画などを実施し、共に協力していくことを議論する計画だ。

 

駐イスラエル・エチオピア大使及びTBN Russia 放送局長との面談


ユダヤ人たちに福音を伝えることに心を共にしているTBN Russia放送局のヤン・ボルコフ局長と面談中のパク・オクス牧

14日午前、エルサレムに到着したパク・オクス牧師は、TBN Russia のヤン・ボルコフ局長と面談し、放送を通してユダヤ人に福音を伝えた。パク・オクス牧師の説教は、TBN Russia を通してロシアをはじめイスラエルのロシア系ユダヤ人にも伝わり、大きな反響を呼んでいる。

この席でパク・オクス牧師は、レビ記の罪のためのいけにえと頭の上に手を置く按手の意味とローマ書3章の23節と24節の罪の赦しについて説明した。ヤン・ボルコフ局長は「こんな驚くべき福音が歴史的な地のイスラエルに伝わることに大変感謝し、パク・オクス牧師の活動に協力したい。全世界に福音を伝えているパク・オクス牧師はそのためにイスラエルも訪問し、地の果てまで福音が伝わるということはすでに聖書には記録されている。今回のパク・オクス牧師のイスラエル訪問は、非常に重要な歴史的意味がある」と感想を述べた。

 


駐イスラエル・エチオピアのレタ・アレム大使とパク・オクス牧師の公式面談

続いて駐イスラエル・エチオピアのレタ・アレム大使との公式面談が行われた。
エチオピアはイスラエルと密接な関係にあり，イスラエルにはエチオピア系ユダヤ人16万人が居住している。


駐イスラエル・エチオピアのレタ・アレム大使とパク・オクス牧師との記念撮影

面談は、イスラエルのエチオピア系ユダヤ人青少年を対象にマインド教育のテーマに沿って行われた。
パク・オクス牧師は、IYFの活動を詳しく知ろうとするアレム大使のために、IYFマインド教育の核心である聖書に現れている心の世界を詳しく説明した。その説明に深い関心を示したアレム大使は、マインド教育の必要性に深く同意し、パク・オクス牧師の韓国招待も快く受け入れた。

 

イスラエル居住のエチオピア系ユダヤ人の集まり


イスラエルに居住するエチオピア系ユダヤ人との交流

メインのバイブル・カンファレンスが開かれる前、イスラエルに居住するエチオピア系ユダヤ人の集まりが『キング・オブ・キングス教会』の小講堂で行われた。エルシャダイ放送を通してパク・オクス牧師の講義を聞いた人々と今回の訪問を聞いて参加した30人ほどの小規模で行われた。

 


エチオピア系ユダヤ人にメッセージを伝えるパク・オクス牧師


パク・オクス牧師のメッセージを聞いているエチオピア系ユダヤ人

パク・オクス牧師は、天の御国は私たちの行いではなく、イエスの血によって行けると説明した。出エジプト記12章に「二本の門柱とかもいに子羊の血をつけると…その血を見てあなたがたの所を通り越そう」と書いてあるように、私たちの努力ではなく、イエスの血によって滅びのわざわいが過ぎ越し、天の御国に行けると語った。

 


ツェバオッ牧師 / 『会堂と復活の教会』の設立者

「パク・オクス牧師にお会いできてとても嬉しいです。エルシャダイTVと他のチャンネルを通して彼の説教を聞きました。ナム牧師の紹介で彼について詳しく知り、訪問のニュースを聞いてとても嬉しかったです。パク牧師からさらなる御言葉の恵みを受けることを考えると、本当に感謝です」ツェバオッ牧師/『会堂と復活の教会』の設立者

 

キング・オブ・キングス教会(King of Kings Church)で行う『バイブル・カンファレンス』


エルサレムのキング・オブ・キングス教会があるビル

夜7時30分にエルサレムのキング・オブ・キングス教会（KingofKingsChurch）で、イスラエル教会の聖徒、エチオピア系ユダヤ人、キリスト教の関係者、イスラエル観光団まで約200人が参加した中で『バイブル・カンファレンス』が開かれた。

バイブル・カンファレンスが開かれたキング・オブ・キングス教会は、都心の繁華街にある施設が良いところだ。堂会長の牧師は、パク・オクス牧師を紹介された後、YouTubeにアップされたパク牧師の説教を聞いて心を開き、礼拝堂を貸館して装備を使用できるように提供し、当初計画された施設の行事を延期してまで今回の『バイブル・カンファレンス』ができるように心を尽くした。

 


ピアニストソク・スンファンの公演


バリトンのシン・ジヒョクとソプラノのイ・スヨン、チェ・ヘミのトリオ公演


合唱団の音楽に魅了されて雰囲気はいっそう高まった

夕方、グッドニュース宣教会の海外宣教活動映像を皮切りに、カンファレンスが始まった。
参加者たちはパンデミックによって見られなかったグラシアス合唱団の公演の実況を約2年ぶりに聞くことができた。ソク・スンファンのピアノソロ公演やバリトンのシン・ジヒョク、ソプラノのイ・スヨン、チェ・ヘミのトリオ公演は、観客を音楽の世界へと導いた。合唱団の音楽に魅了された参加者たちは『アンコール』を叫び，会場の雰囲気はいっそう熱くなった。

 


バイブル・カンファレンスで御言葉を伝えているパク・オクス牧師


新しい契約を結ばれた神の御こころを説明するパク・オクス牧師

続いてパク・オクス牧師はエレミヤ31章の31節から34節まで読み、古い契約と新しい契約であるイエスの恵みと哀れみを紹介した。
「律法は人間が守れない法で、結局は呪われるしかないことを知った神は、新しい契約を結ばれました。律法では姦淫の場で捕らえられた女を救うことができないので、イエスが十字架の血で私たちのすべての罪を贖われました。その恵みで、姦淫の現場でつかまえられた女が救われるのです」

 


律法では呪われるしかないというメッセージを伝えるパク・オクス牧師


「わたしは彼らの咎を赦し、彼らの罪を二度と思い出さないからだ。」というメッセージを伝えるパク・オクス牧師


メッセージを傾聴している参加者たち

私たちも同じです。 行いによって裁かれると罪人になりますが、新しい契約であるイエスの血によれば私たちは義人になります。新しい契約(new covenant）によれば、私たちは聖なるものです。「——-主の御つげ——わたしは彼らの咎を赦し、彼らの罪を二度と思い出さないからだ。」という御言葉を証した。

 


テゲネ・レゲセ/『エルサレム会堂と復活の教会』の牧師

「今日、パク牧師は神の哀れみについて語りました。律法ではなく、神が私たちに与えられた自由を信じて受け入れるべきです。実に驚くべき神の御言葉が私たちの前で繰り広げられるのが見えました。イエス・キリストの血と救い、そしてイエスの中に平安があるということを学び、神の大きな祝福に感謝します」 (テゲネ・レゲセ / 『エルサレム会堂と復活の教会』の牧師)

 

2000年前、この世に来られたイエスが十字架ですべての罪を贖い、私たちを罪から解放してくださいました。しかし、観念と宗教、思いによっていまだに罪に縛られている数多くのイスラエルの人々…。今回の訪問を機に、ユダヤ人に福音の扉が開かれ、神の大きな計画が実現される転換点になることを期待する。