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「ケニア」主要放送局と各部族の放送社を通して続いている聖書セミナー

投稿者
goodnews2
投稿日
2020-06-20 16:33
閲覧数
1949
94カ国、10億人の視聴者と一緒に開催したオンライン聖書セミナーは、アフリカ・ケニアでも大きな福音の歴史を築いた。


▲オンライン聖書セミナーを視聴しているケニアの人々

インターネットの普及率が低いアフリカは、テレビやラジオの影響力が非常に大きい。特にケニアは多様な部族言語を使うため、言語別に47の部族がテレビやラジオ放送局を設立し、200余りの大小の放送局が運営されている。これまでGBSテレビ放送局を通して、英語とスワヒリ語で福音を伝えていたグッドニュース・ケニア教会は、今回のオンライン聖書セミナーをきっかけに、ケニアにある複数の放送局と積極的に交流している。


▲GBSを通してセミナーを視聴している家庭

オンライン聖書セミナーの初日、4放送局を皮切りにパク・オクス牧師の説教を中継した。放送局の関係者たちは予想を上回る視聴者の熱い反応に驚き、伝えられる御言葉を聞いて心を開いた。セミナー期間中、説教を中継する放送局の数が増え続け、約20の放送局でオンライン聖書セミナーを放送することができた。各放送局では多くの人々がオンライン上の聖書セミナーの御言葉を聞くことができるよう、午前6時と夕方6時に正規放送を編成し、インターネットのSNSチャンネルを通して生中継で放送するところも多かった。また、各放送局でパク・オクス牧師の説教を聞いた視聴者たちは、感謝のメッセージを伝え、パク・オクス牧師の説教を続けて聞きたいと相次いで要請した。


▲オンラインセミナーで祝辞を伝え、毎日、セミナーを視聴したキトンガビショップ

オンライン聖書セミナーが行われる間、ケニアのキリスト教界の反応も熱かった。 キトンガビショップをはじめ、ケニアの様々な教団の牧会者たちは、聖書の中の福音を簡単かつ明確に伝えるパク・オクス牧師の説教に心を奪われ、御言葉によって得られた喜びのコメントを各放送局に送った。時間と空間の制約を乗り越え、世界の人々が御言葉で一つになったオンライン聖書セミナーの真価を感じることができる瞬間だった。


▲パク・オクス牧師の説教映像をインターネットで探して放送するサヤレTV

オンライン聖書セミナーは成功裏に終わったが、放送局の関係者たちはセミナー後にも追加放送を要請した。現在、複数の放送局からパク・オクス牧師の説教放送が引き続き放送されており、ケニア全地域に福音が伝わっている。特に、全国で認知度が高いサヤレTVはキリスト教専門放送ではないが、視聴者の要請でユーチューブに上がっているパク・オクス牧師の説教をダウンロードして放送したりもした。サヤレTV放送局のエリ・ロブ社長は、視聴者が説教放送を要請するのは、放送局の開局以来初めてのことだと驚き、パク・オクス牧師の説教放送のおかげで視聴率が大幅に増えたと話した。大きな教団のビショップでもある彼は、直接オンライン聖書セミナーのすべての御言葉を視聴し、特にヘブル人への手紙の説教に大きな感銘を受けたと伝えた。サヤレTVはGBSテレビとパートナーシップを結ぼうと準備しており、エリ・ロブ社長はパク・オクス牧師の御言葉を続けて放送し、福音を伝えるために一緒に取り組むことにした。


▲サヤレ放送局のエリ・ロブ社長(左上)とズームミーティング

特に、集会が終わった後も引き続き複数の放送局と連絡を取っていたところ、KTN放送局からも連絡が来た。KTN放送局社長は「私たちが検証してみなければ、どんな牧会者も説教を放映することはできません。講師が誰なのか、プロフィールと説教を確認してから連絡します」と語った。私たちが送ったパク・オクス牧師のプロフィールを受け取った社長から5分足らずで連絡が入った。「この講師牧師は私がよく知っています。金額は後で話して先に説教を送ってください。さっそく放送に流します」KTNはケニア5大放送局の1つであるため、どの放送局よりも規模も大きくて厳しいところなので、さらに驚くべきことだった。またウンジャンワニFMラジオ放送局はケニアの北部と南スーダン、エチオピア、そしてソマリアまで送出される大規模なイスラム教放送局である。午後7時はイスラム教徒にとって重要な時間だが、異例にもパク・オクス牧師のキリスト教説教が放送された。放送を通してイスラム教を信じる人々にも福音が伝えられ、まだグッドニュース宣教会の牧会者がいない南スーダンとソマリアまで放送を通して福音が伝えられ始めた。


▲前回の聖書セミナーが絶えずケニア各地のラジオから電波に乗っている

GBSテレビは、ケニアの約20のテレビ、ラジオ放送局とのパートナーシップを準備している。ケニアの複数の放送局にパク・オクス牧師の説教とコンテンツを提供し、持続的に放送する予定だ。インターネットとスマートフォンの普及率が相対的に低いアフリカでは、このようなテレビ、ラジオ放送局が最大の影響力を持っているため、多くの放送局にパク・オクス牧師の説教を放送することで持続的に交流する予定だ。今後、GBSテレビは20を超えるケニア放送局を率いて、ケニア全地域に説教を放送で流し、福音を伝えることになるだろう。


▲多様な言語で通訳作業が進められている

ケニアの様々な放送局と協力しながら、各部族言語による放送まで可能となった。 ケニアには40以上の部族言語があり、地方に行くほど公用語であるスワヒリ語や英語よりも部族語を多く使っている。大半の地元放送局は、住民が使う部族語で放送している。現在、キクユ、ルオ、マサイなど、約10の部族語の通訳作業が進められている。これはオンライン聖書セミナーを通して様々な放送局と協力したからこそ可能なことだ。これまで公用語であるスワヒリ語や英語ができないケニアの人々にも、これまで福音が伝えられなかった地域の隅々まで、ついに福音が入ることになった。


▲集会後もGBSと持続的に交流している放送局。ケニア全国に伝わる福音の道が開かれた

グッドニュース・ナイロビ教会のキム・ヨハン宣教師は、2019年のCLF会合を通して福音を聞いた3,500人のケニアのキリスト教指導者たちを見て、「神様がケニアを5年以内に福音で覆う」という思いが強く湧いた。ケニア全国に福音を伝えるにはどうすればいいのかよく分からなかったが、パク・オクス牧師のオンライン聖書セミナーを通して、ケニア全国に福音の扉が広く開かれるのを見ることができた。間もなく開かれるWCLFとワールドキャンプを通して、幅広く福音の歴史が繰り広げられることを期待しながら希望と感謝に満ちている。ケニア全域を福音が覆い、御言葉の恵みが充満するだろう。放送を通して全ケニア人が救われるように大いに働いてくださる神に栄光を捧げる。