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【タンザニア】ムベヤに撒かれた福音の種

投稿者
goodnews
投稿日
2022-07-24 10:58
閲覧数
379
タンザニアのドドマ教会は7月11日(月)から16日(土)までの6日間、21期の海外奉仕団員たちと共にタンザニア南西に位置するムベヤ地域に伝道旅行に行ってきた。今回の伝道旅行は6月にドドマで開かれたCLFに参加したティト牧師がアン・ジュンヒョン宣教師と団員たちを招待して進められた。ティト牧師はタンザニア全域に1,000余りの教会と1,500人を超える牧師が所属しているタンザニアの五旬節宣教会の総会長であり、ムベヤ地域のビショップである自身の父親の教会に伝道チームを案内した。


今年6月、タンザニアのドドマで開催されたCLFイベント



福音を聞いて心を開いたティト牧師(左の一番前)

伝道チームは『ダビデは非常に悩んだ。民がみな、自分たちの息子、娘たちのことで心を悩まし、ダビデを石で打ち殺そうと言いだしたからである。しかし、ダビデは彼の神、主によって奮い立った。』という新年の辞を心に抱いて「足を踏み出せば神様が準備したエジプト少年に会わせてくださる」という信仰で10時間かけてムベヤに到着した。

4日間にわたって行われたセミナーには、毎時間300人を超える人々が参加し、五旬節宣教会所属の牧師たちも50人余りが参加した。「世の罪を取り除く神の小羊」というタイトルで行われたセミナーでは参加者全員が真剣な顔で福音を聞いていた。

アン・ジュンヒョン宣教師はレビ記4章の罪のためのいけにをささげるとき、按手を通していけにえのほうに罪が渡るように、ヨルダン川でバプテスマ・ヨハネを通して世の罪がイエスに渡ったということを力強く叫んだ。そしてこの世の幕屋ではなく天の聖所で永遠の贖いが成し遂げられたことを伝えた。これを聞いた参加者と牧師たちは初めて聞く福音に驚き、自分はもはや罪人ではなく義人だという事実に感謝した。


ムベヤ地域に伝えられた福音



ムベヤ地域に伝えられた福音


真剣な態度で福音を聞くタンザニアの人々


ムベヤの奥地の村々に伝わる福音(地域教会訪問)

伝道チームはセミナーの時間以外にも、五旬節宣教会傘下の地域教会を訪問し、奥地の村まで福音を伝え、少なくとも30人、多ければ200人を超える人が参加して御言葉を聞いた。


第21期タンザニアの短期宣教師たちが行った子供聖書キャンプ


第21期タンザニアの短期宣教師たちが行った子供聖書キャンプ


今回のムベヤ伝道旅行に同行した21期の団員たちも地域教会ごとに子供聖書キャンプを行った。また、学校にも招待されてマインドレクリエーションを行い、幸せな時間を過ごした。 キャンプでは毎回100人余りの子供たちに聖書に現れた神様の御心を歌と御言葉で分ち合った。団員たちを通して希望のないムベヤ地域の子供たちの心に福音の種を蒔くことができた。

<参加者の感想>
「これほど霊的に感覚を与える御言葉は初めて聞きました。私が今まで学んだ理論とあまりにも違っていたので、もっと知りたくて続けてセミナーに参加しました。御言葉を聞いてみると、私の罪がイエスに渡ったことが分かりました。そして、そのイエスが十字架にかけられ、私の罪の価をすべて支払いました。私はもはや罪人ではありません。イエスの血で私は義人になりました。ムベヤでこんな話を聞くことができて本当に感謝します。」-ママ・エイミー

「私は今まで聖書をよく知りませんでした。聖書をまともに読むこともせず、ただ牧師さんに教えられた通り罪人だと信じて生きてきました。いつも罪を告白しながら涙で時間を過ごしていました。ところが、今回御言葉を聞くと、聖書が私に向かってはっきり義人だと言われるのを発見しました。聖書をまともに知らない教会の多くの指導者が今まで私たちを苦しめていました。今は真の真理を知りました。本当に幸せです。私は永遠に全うされた義人です。」-ママ・ジョイス

「韓国から来た大学生たちが面白いダンスとゲーム、そして聖書の御言葉を伝えてくれて本当に幸せでした。そして今回、天国に行く方法を正確に学びました。私が善良に生きなければならないのではなく、私のために2千年前に十字架で亡くなったイエスを信じれば良いと言いました。私も短期宣教師たちのようにあちこちを回りながらイエスの愛を伝える人になりたいです。」 -グローリー(16歳)

「ムベヤ伝道旅行で各教会の多くの聖徒たちが真剣に福音を聞いて楽しんでいる姿を見ました。その姿を見る私の心にも感謝があふれ嬉しかったです。私たちが子供たちの聖書キャンプをすると言われたときは負担な気持ちも大きかったが、何をしても楽しんでいる子供たちの姿に私の心も幸せでした。子供の聖書キャンプが行われる間、多くの子供たちに福音を伝え、子供たちの心に希望が生まれるのを見ることができました。」-21期タンザニア団員シン・ヒョヨン

「ムベヤ伝道旅行に同行し、多くの地域教会を訪問しました。そこで私たちは子供聖書キャンプを行いました。絶えず、私の心には負担もありましたが、歌を教えて御言葉を伝えると、子供たちだけでなく私も幸せになって多くの恵みを受けました。そして子供聖書キャンプが行われる間、私たちに心を開く子供たちを見てもっと力強くキャンプを進めることができました。」-21期タンザニア団員キム・イェビン


真の福音を聞いて喜ぶ五旬節宣教会の牧師たち



真の福音を聞いて喜ぶ五旬節宣教会の牧師たち


ドドマ伝道チームをムベヤに招待してくれたティト牧師(中央)

タンザニアのドドマ教会は今年4月13日に開拓された。それから1ヵ月後、初めての集会でもあるCLFを準備した。負担もあり漠然とした状況が多かったが、神様によって勇気を得て一歩を踏み出した。ダビデにエジプトの少年を会わせたように、CLFを通して神様がドドマ地域の多くの牧師たちとつなげてくださり、CLF以降は20ヵ所余りの教会に招待されて続けて福音を伝えている。特にティト牧師が福音を聞いて心を開き、五旬節宣教会総会長である自身の父親ペストビショップを紹介してくれたので、今回のセミナーの期間中にムベヤ地域で1000人余りに福音を伝えることができた。小さな一歩の中に隠された神様の大きな能力を経験し、とても感謝する時間を過ごした。今回の伝道旅行を通して撒かれた福音の種を実らせてくださる神様に栄光を捧げる。