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【アメリカ】米国に広がる大きな喜びの便り、カンタータの準備/第一:シカゴ、クリーブランド、サクラメント)

投稿者
goodnews2
投稿日
2022-09-17 21:20
閲覧数
295


この3年間、世界的なパンデミックによって、毎年全米に幸せと感動、そして福音を伝えてきたグラシアス合唱団のクリスマスカンタータツアーが開催できないことに多くの人々が惜しんでいた。ところが2011年から続き、今年で10回目を迎えるカンタータが再び米国で開かれることになった。パンデミックの間も音楽で世界中に感動を与えてきたグラシアス合唱団が、今回は25都市でさらに美しい舞台を披露する予定だ。

カンタータを準備している各地域では、神が働かれたという証が熱い。先ずシカゴ、クリーブランド、サクラメントの準備便りだ。

シカゴの準備便り


シカゴで車両運行が最も多い高速道路のビルボードのクリスマスカンタータ広告


シカゴでクリスマスカンタータが開かれる予定のWintrust Arenaだ。(10400席)

シカゴのクリスマスカンタータは、Wintrust Arenaで開かれる。ここは10400席のWNBA(女子プロバスケットボール)専用球場で、シカゴの代表的なアリーナの一つだ。


コミュニティ掲示板。ラジオなどでも広報されているクリスマスカンタータ

グッドニュースシカゴ教会のキム・ホドン伝道師は「シカゴの市民なら一人も欠かさずにカンタータのニュースを接するためにはどうする?と悩んだ。そしてシカゴ市内の真ん中を通りながら、すべての車両から見られるビルボード広告を調べた。シカゴで車が最も多く行き来する高速道路の広告は、一回に10秒で一日990回、月に約30,000回の広告を出せることがわかった。ビルボード会社の関係側はカンタータの趣旨と目的を聞いた後、『他のビルボード広告板にも無料で広告を出してあげます』とし、2倍の計60,000回の広告を出せるようになった。その他にも主要テレビ局やラジオ、雑誌などのホームページのコミュニティ掲示板にも無料広告を掲載でき、全てのシカゴ市民にカンタータニュースが伝えられるようになった。

クリスマスカンタータは、わが宣教会所属ではない牧会者たちも感動し手伝っている。それだけ場所のレンタルから広報などで、その方々の手伝いも欠かせなくなった。


CLFを通して交流が始まって協力してくれるエフライン・ミューノス牧師


CLFを通して交流が始まった牧師たちとカンタータを準備する


礼拝時間にカンタータのプレゼンテーションをしている

特に今回のシカゴ・クリスマスカンタータは、これまで数ヵ所で開催されたCLF行事を通して交流が始まった大型教会の牧師たちも協力している。今年ニューヨークのCLFと韓国のCLFに参加したエフライン・ミューノス(Efrain Muñoz)牧師は、「私はシカゴで生まれ、ここで牧会をしています。ところが一度もこの都市で、このように福音を伝えられるとは考えたことがありません。」と言い、シカゴに福音を伝えるために5000ドルを後援した。そして、所属教団教会の人々がカンタータに参加できるように、教団の牧師たちと持続的にミーティングをしている。


シカゴのムーディー神学校の関係者とミーティングした後



シカゴのムーディー神学校の総長マーク・ジョベ牧師は、カンタータのニュースを聞いて喜び、神学校も手伝えるように関係者たちを紹介してくれた。その他にもCLFの牧師たちは「クリスマスカンタータがパンデミックによって沈滞したキリスト教を再び元気にして欲しい」という思いで、心を共にして家族と知人たちを招待している。


ボランティアたちがカンタータを伝えながら後援も受けている


ディアネイバーの手紙作業を手伝うボランティアたち



クリスマスカンタータは教会訪問、後援、ディアネイバーなどのために多くの手が必要だ。 今回のシカゴカンタータの最大の力になるのは、毎日のように教会に来てカンタータを準備するボランティアたちだ。今年の公演会場が満席(10,000席)になれば、案内のためにボランティアたちが必要だ。そこで、各大学、一般教会、ソーシャルメディアを通してボランティアを募集し、彼らと一緒にカンタータの広報と準備をしている。学生たちが約50人近く増えたことを聞いたさまざまな店でドネーションをしてくれたので、食糧倉庫がいっぱいになった。そして、神をよく知らないボランティアたちが御言葉を聞いて変わり、その幸せが彼らの家族まで広がっている様子が見られる。



キム・ホドン伝道師は「準備を始めたときは『私たちの手に負えるか』と疑問に思いました。ところが、ヨシュアがアマレクと戦うとき、モーセが手を上げているとイスラエルが優勢になり、手を降ろしているとアマレクが優勢になったように、シカゴのために手を上げている神によって全てが進行されることに感謝します」と述べた。

しもべの心から始まったカンタータは、シカゴ教会の聖徒たちが限界を乗り越えるように導き、彼らの信仰の歩みはシカゴを希望で覆っている。

クリーブランドの準備便り

オハイオ州のクリーブランドは、昨年、短期宣教師たちが伝道旅行に来て開いた集会をきっかけに教会が開拓された。そして、今年、初めてカンタータを開催する。


クリーブランドカンタータが開かれるアクロン(Akron)大学内のE.J Tomas Hall

クリーブランドカンタータが9月19日(月)に決定され、3,000席があるアクロン(Akron)大学内のE.J Tomas Hallだった。ところが劇場担当者から契約予定日に突然連絡があり、大学の新入生行事のためにホールの貸与ができないと言った。その後、担当者とは連絡も取れず、訪ねても不可能だという返事だけだった。すでにカンタータのチラシ、ポスターなどの印刷が完了し、広報してから2週間が過ぎた。グッドニュース・クリーブランド教会のキム・ユオプ牧師は、「最初は心が複雑だったが、神の前で考えると単純になった。神は私に良いことだけをくださるから、これも良いことだ。もうこのカンタータは神が決められることだ」と思ったようだ。その後も担当者は会うことを拒否したが、あきらめなかった。そうするうちに担当者が「もし学校側が行事を譲るなら可能だ」と言ったことを思い出し、学校側の担当者を訪ねたが、だめだった。それでも諦めずに恵みを求めると、突然担当者が心を変えて場所を譲ってくれた。キム・ユオプ牧師は「神はカンタータを通して、逃げずに主を頼ってぶつかることを望まれた」と述べた。


アクロンにある野球競技場で、カンタータの広報をするようになった

ある日、短期宣教師たちとアクロンの野球競技場を通っていたところ、一人が「ここにいる人たちも招待したいな」と言った。最初は「話にもならないことだ」と思ったが、1万人余りの観客を見ながら神ならできるという気がし、野球チームのオフィスに連絡した。関係者はカンタータについて詳しく確認した後、1万人余りの観客の前で1週間のカンタータ広報を許可してくれた。


中国人コミュニティーにも広報の道が開かれた

中国語新聞社の社長は、カンタータのニュースと準備過程を聞いて「何の準備もなくどうやって行うんだ」と心配しクリーブランド最大の中華料理店の社長を紹介し、1000枚のチケットを申し込み、ウィチャットグループに自らカンタータを広報した。それだけでなく、ドネーションができる知人たちも紹介している。


カンタータを支援しているアクロンの公立学校の担当者



アクロンの公立学校の担当者を訪ねた。担当者は1,500人の教師、2万人余りの学生たちにカンタータを伝えて教育者フォーラムを招待するなど、積極的に支援している。


クリーブランドで最も大きなバプテスト教会Cleveland Baptist Church


クリーブランドで最も大きなバプテスト教会でカンタータを紹介し、証をしている


Cleveland Baptist Churchの担任牧師ピーター・ポーザー牧師(左から3番目)と一緒に

オハイオ州のバプテスト教会長で、クリーブランドで最も大きなバプテスト教会Cleveland Baptist Churchの担任牧師であるピーター・ポーザー(Peter Folger)牧師は、カンタータを準備する証を聞くと、日曜日に自分の教会に招いて約2000人の聖徒の前で再びカンタータの紹介と証をする時間を与えてくれた。彼は聖徒たちに「私たちは聖徒が2,000人で、この方は20人です。3,000人の席をどう満たすかも知らず、教会は開拓して1年も経っていませんが、この方は信仰で一歩を踏み出しました。このようなことは信仰でなければできません」と述べた。礼拝が終わった後は食事にも誘われて、来年のフィリピンで開かれる牧師会にアジア出身の牧師スピーカーとして招待してくれた。そして、カンタータのための献金も約束した。

クラーブランド教会は開拓されて1年も経っていませんが、神の働きはクリーブランドのどの教会よりも偉大である。この都市の多くの市民がカンタータを通して力強く働く神を知ることに期待する。

サクラメントの準備便り

サクラメント教会は開拓されて10年になったが、クリスマスカンタータは初めてだ。グッドニュース・サクラメント教会のチョン・ウンソク牧師は、「私は教会が小さいということを気にし、まだカンタータがあまり知られていないから難しいと思いました。ところが、100人の牧師たちと500倍の働きができるという約束があったので、喜びで準備を始めることができました」と証しした。現在サクラメント教会では、地域の多くの牧師たちがカンタータに協力している。


5年前から協力しているエピック神学校のロン・ハーデン総長(左)

エピック(Epic)神学校のロン・ハーデン(Ronald W Harden)総長は5年前から私たちに協力している。以前のサンホセカンタータには学校の理事たちと学生たちと参加したことがある。今回、サクラメントでカンタータを開催するという知らせがあると、学校の職員と理事、下院議員、市長などを招待すると言った。そしてカンタータのために3,000ドルを後援し、積極的に協力している。


米国で最大の東欧教会であるベダニー教会(Bethany Church)のイバン(Ivan)牧師(右から2番目)


全米で購読されている東欧雑誌に、カンタータニュースとパク・オクス牧師がイバン(Ivan)牧師とミーティングしたニュースが掲載された

今年の春、ニューヨークで開かれたCLF Summitに参加したベダニー教会(Bethany Church)の担任牧師であるイバン(Ivan)牧師は、パク・オクス牧師の説教を聞いた後、「この御言葉が真理だ。パク牧師に引き続き学びたい。」と言った。以後、本教会で3日間行われる最大の行事にキム・チャンヨン牧師(グッドニュースLA教会)を招いて御言葉を聞いて人々にカンタータを紹介した。また、青年部の牧師を通して学生350人余りの前でボランティアを募集できるように道を開いてくれた。


サクラメントで2番目に大きい東欧教会のブライテ教会(Bryte Church)、イゴール(Igor)牧師(左)

サクラメントで2番目に大きい東欧教会のブライテ教会(Bryte Church)のイゴール牧師は、カンタータのニュースを聞いて、2000人の聖徒たちに広報し、日曜日には本教会の礼拝が4回あるが、カンタータ当日には礼拝を早く終えて聖徒たちとカンタータに参加すると言った。


サクラメントで最大の牧師会であるCity Pastor Meeting


牧師会で多くの牧師に会い、カンタータとCLFを紹介した

サクラメントで最大の牧師会であるCity Pastor Meetingは、15年間、3ヵ月ごとに200人余りの牧師がサクラメントのために祈る。会長であるダン(Don)牧師は「私は何もしていません。皆さんの方が神のために働いています」と言い、牧師会で思う存分カンタータを紹介できるようにしてくれた。


スパニッシュ牧師会の会長ファティマ(Fatima)牧師とのミーティング

スパニッシュ牧師会の会長ファティマ(Fatima)牧師は、カンタータのためにもう一つの牧師会を作って牧師たちを招待している。これまで交流してきたCLF牧師たちが一つになって、サクラメントのクリスマスカンタータを準備している。



人々の心にはまだコロナに対する恐怖が完全に消えていないが、全米に福音を伝えることを望む神の御心によってその恐怖に打ち勝ち、初めてカンタータを開く都市でも私たちの中では考えられない歴史を作っている。

「カンタータは神の御心なので、必ず助けてくださる」という確実な信仰で進んだことによって、多くのところで神が働かれたという証を聞くことができ、クリスマスカンタータがより一層期待される。