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[日本] [東京] “完了した”という新しい力の奇跡 ミャンマー・キム・デイン牧師招待大伝道集会
みことばが始まる前、2019年のグッドニュース・フェスティバル・ミュージカル Shine the light の主人公であるミャンマーの兄弟たちが舞台に立って、美しいハーモニーで集会の雰囲気を高調させた。
ミャンマー兄弟たちの公演が終わり、かつては麻薬中毒だったが、神の新しい力で罪の赦しを受けてから新たな人生を送っているツツジ合唱団のメンバー、ロザードの証が続いた。
ロザード兄弟
幼い頃から多くの愛を受けて育ち、自分は何でもできるという気持ちが強かったロザード。しかし、タイでの留学中に、学校の親友から勧められた麻薬に溺れて中毒者になったという。その後、ローマ書4章25節のみことばによって罪の赦しを受けた彼は、光のない自分の人生にノアの箱舟のような教会をくださった神を称える感謝の証をした。毎時間、みことばを聞く前は、東京恩恵教会の百合合唱団が神に賛美で栄光をささげた。
東京恩恵教会百合合唱団
講師キム・デイン宣教師
キム・デイン宣教師は、新しい力の反対語は古い力だと言い、私たちは古い力を使うことに慣れていると話した。古い力というのは、私たちがすでに使ってみた力、すなわち、経験から来る力だと言いながら、イザヤ書40章31節の「しかし、主を待ち望む者は新しく力を得、」というみことばを伝えた。新しい力は、私たちが使ったことがない力を意味するものであり、新しい力を使うことは主を待ち望むことだと伝えた。イエスが十字架の上で釘に刺されて亡くなられる前に“完了した”と話したことも新しい力だと説明した。そしてローマ書5章19節の「すなわち、ちょうどひとりの人の不従順によって多くの人が罪人とされたのと同様に、ひとりの従順によって多くの人が義人とされるのです。」と「完了した。」というみことばを信じることが永遠の命を得ることであり、これこそ新しい力なので、神が成し遂げてくださったことに感謝し、神に栄光をささげればいいと伝えた。
みことばの時間が終わった後は、信仰相談や交わる時間を持った。
キム・デイン宣教師と信仰相談中の古谷美智子さん(中央)
これまで行いによる信仰に熱心だった古谷さんは、この日、福音を聞いてイエスの血で自分の罪が贖われたことを信じることができたと話した。古谷さんは、昨年9月、マインド・カンファランスの際に開催されたCLFに出席して、朴玉洙牧師と信仰相談をしてからグッドニュース宣教会に心を開くようになったそうだ。その後、東京恩恵教会の日曜礼拝に参加したり、わが宣教会を誹謗する他の教会と宗教指導者たちに会って広報活動を続けていたものの、自分が罪人であることを悟っていなかったため、福音は成し遂げていなかったと告白した。しかし、今回の集会で、講師牧師との信仰相談を通じて、姦淫の場で捕らわれていた女が自分だということを初めて知り、救いの確信を持つことができたと話した。今まであいまいだった福音が目から鱗のようなものが剥がれたように、光が差し込んだと、救いの喜びを述べた。
救いの喜びを証している古谷美智子さん
集会最終日の午前、山形県から参加した斎藤眞井牧師の証を聞いた。斎藤牧師は昨年、東京で開催されたマインド・カンファレンスの広報チラシを受け取り、初めてグッドニュース宣教会と出会った。その後、今年の初めに韓国で開催されたCLFに参加し、現在はグッドニュース山形教会と本人の教会の聖徒たちと一緒に礼拝をささげたりしながら交流を続けている。
この日の証で斎藤牧師は、長い間、心の世界や罪の赦しについてとても知りたかったが、誰も正確に教えてくれる人がいなかったそうだ。短期宣教師たちを通じて、グッドニュース宣教会と出会い、すべての疑問が解けたと言った。そして罪と罪の赦し、また心の世界についても学び、真のみことばで導かれる恵みを授けてくださった神に栄光をささげた。
証をしている斎藤牧師
また、新しい人だけでなく、教会から遠ざかっていた兄弟姉妹の心にも変化が起こった。
講師のキム・デイン宣教師と話しているマラン・クンガム兄弟
「イースターカンタータを見て私の心にあった重荷が軽くなりました。毎日、罪を犯して生きていた私を神様があわれんでくだって、神のひとり子イエスをこの世に送ってくださいました。私の努力とは関係なく、この世の罪を負い、完了したという約束もくださったイエス、そして死に勝ち抜いたイエスを心に受け入れるだけでいいという心になりました。神様の教会でみことばを聞いてこそ信仰で生きることができるということを教えてくださった神様に感謝します。」―マラン・クンガム(東京)
今回の大伝道集会には、多くの国の大使館の関係者たちも参加した。5月2日にはマラウイとリベリア大使、また5月3日にはマラウイとナイジェリア公使、そしてポーランド公使が参加して、カンタータ公演を楽しんでみことばも聞いて感謝に満ちた時間だった。
マラウイ大使は、イエスの誕生を見て感動し、翌日のイースター・カンタータに夫人と共に再び訪れた。そしてナイジェリア公使は、夫婦ともに牧師だが、このカンタータをぜひ、ナイジェリアに持って行きたいと話すほど感動と喜びを表した。
マラウイとリベリア大使とミャンマーのツツジ合唱団
公演に集中しているポーランド公使家族、イースター・カンタータを見て、家族全員が何度も感動の涙を流していた。
ナイジェリア公使家族と日本の短期宣教師たち
今回の大伝道集会には特別なステージが用意された。4月初めから1ヵ月間行われたイースター・カンタータツアー(全国11都市で15回の公演)のアンコール公演で、5月2日にはクリスマス・カンタータ(イエス様の誕生)、5月3日にはイースター・カンタータ(イエスの復活)公演が行われた。
イースター・カンタータ - 十字架につけられたイエス
イースター・カンタータ - イエスの復活
カンタータに参加した多くの人々が、照明、衣装、小道具、演技など、すべてが完璧な舞台だったと話した。そして次のクリスマス・イベントにも必ず参加したいという意思を明らかにした。また、イエスに対するストーリーなので、福音とイエスについて気軽に近づけることができた感謝な時間だったと言った。
(ピリピ人への手紙4:9)あなたがたが私から学び、受け、聞き、また見たことを実行しなさい。そうすれば平和の神があなたがたとともにいてくださいます。
信仰とは、私がするものではなく、しもべから学び、受け、聞き、また見たことをそのまま行うものだと講師牧師は伝えた。カンタータ公演を準備してきた日本の短期宣教師や兄弟姉妹たちの心にも、しもべの心をそのまま信じて従う時、必ず神が共にしてくださるということが心に大きく留まった。今後、日本にますます大きな福音の働きが巻き起こることを考えると期待が膨らむ。