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【レソト】パク・オクス牧師とレソト王妃との映像面談

投稿者
goodnews2
投稿日
2021-09-21 23:06
閲覧数
680
レソトのマセナテ・モハト・セーイソ王妃は、新型コロナウイルスで苦しむ全世界のキリスト教徒のためのオンライン聖書セミナーで祝辞を述べ感動を伝えたことがある。

9月2日現地時間午前11時(韓国時間午後6時)、パク・オクス牧師とレソト王妃との映像面談が行われた。



 

王妃とは2019年4月4日、パク・オクス牧師が国賓として招かれてレソトを訪問して国王と首相に会ったときから縁が始まった。その年の10月、「レソトDreamキャンプ」の開幕式に王妃が直接訪れてキャンプに参加したレソトの青少年たちに激励と祝辞を述べ、キャンプがレソト青少年たちのために働き、変化を与えることを見て驚いた。


2019年Dreamキャンプの開幕式でレソト青少年のために祝辞を述べるレソトのマセナテ・モハト・セーイソ王妃

 

キャンプ後、交流を続けてきた王妃のお勧めで第一王女が2020韓国ワールドキャンプに参加する予定だったが、コロナパンデミックにより韓国訪問が延期されたため、パク・オクス牧師との出会いは実現できなかった。続くコロナの状況の中、今年の2021年上半期、パク・オクス牧師のオンライン聖書セミナーの知らせを聞いた王妃は聖書セミナーに祝賀メッセージを送ってくれた。


2021オンライン聖書セミナーを祝う映像メッセージ

 

パク・オクス牧師は、レソト王妃にオンライン聖書セミナーに祝辞を送ってくれたことに感謝の意を伝え、レソト青少年のためのマインド教育に対して王室の協力を求めるために映像面談を要請した。王妃も青少年団体の設立者でありマインド教育の考案者であるパク・オクス牧師に会いたいという意思を明らかにし、今回の映像面談が実現された。


映像面談で安否を尋ねているパク・オクス牧師とレソトのマセナテ・モハト・セーイソ王妃

映像面談でパク・オクス牧師は「2019年に国王陛下にお会いできてとても感謝しており、マインド教育の紹介と共に神様の御言葉をお伝えすることができたことにも感謝しました。当時、王妃様にお会いすることができなくてとても残念でしたが、このように映像でお会いできて感謝します。先日の聖書セミナーに直接お祝いのメッセージを送っていただき本当にありがとうございます」と挨拶をした。

これに対し王妃は「コロナのために映像で会話するのがとても残念ですが、牧師にはぜひお会いしたかったので、映像を通してお話できることに感謝します」と応えた。

 


マインド教育の3つの重点である思考力、自制力、交流について説明しているパク・オクス牧師

さらに、パク・オクス牧師はマインド教育の必要性を強調し、「マインド教育は3つを重点的に教えています。第一に、思考力、第二に、自制力、そして第三に、他人の心を理解して共感する交流です。思考力は1次的、2次的、3次的思考に分けられますが、思考力は自動車のエンジンのようなものであり、自制力はブレーキのようなものです」と述べ、マインド教育について詳しく説明した。また、自制力がもたらす変化について語り、幼い時に自制力を学ぶと人生の重要な瞬間に節制することができる力が生まれるとした。
マインド教育を通してこのようなことが可能なので、多くの国からこのマインド教育を導入して共にしようとしていると話した。

 


パク・オクス牧師が説明するマインド教育に共感しているマセナテ・モハト・セーイソ王妃

その話に王妃も「私も自制力が子供たちにとって本当に重要だと思います。聖書では愛や忍耐などについて語っているが、自制力も聖書で語っている重要な部分だと思います」とパク・オクス牧師のマインド教育の必要性に共感を示した。

 



パク牧師は「私は1962年、19歳の時に教会に通っていましたが、いつも罪人だと思いました。ところが、聖書を読んで私たちのすべての罪がきれいに洗われたという驚くべき事実を発見しました」と自分がどうやって罪の赦しを受けたのかについて話した。

そして2012年、故ジョン・アッタ・ミルズ元ガーナ大統領(12代)との面談中に大統領が罪の赦しを受けたエピソードを話し、「ローマ書3章23節と24節に、私たち皆は罪を犯したが、ただ、神の恵みにより、イエスキリストの贖いのゆえに価なしに義と認められた」という御言葉を通して王妃に福音を伝えた。

王妃はパク・オクス牧師が伝える聖書の一節一節にうなずきながら、「今のように全世界が苦しい中、私たちが信じて頼るべきものは神の真の御言葉だけ」とし、御言葉を伝えてくれたパク・オクス牧師に深い感謝を表した。

 


面談を終え、国王の家族とレソト国民のために祈りを捧げるパク・オクス牧師

パク・オクス牧師は面談の最後に、「レソトの学生たちとすべての人々の心に神の愛と知恵が溢れることを願い、そしてレソトの青少年たちが賢く健全な心で育ち、レソトを美しく変える青少年がたくさん現れることを願う」とし、国王と王妃、そしてレソトのために祈りをささげた後、面談を締めくくった。

 


喜びながら感謝状を受け取るレソト王妃



 

続いて王妃が去る聖書セミナーに祝辞を送ってくれたことに対する感謝状の伝達式があった。喜びながら感謝状を受け取った王妃は「コロナが落ち着いたら直接お会いして感謝の意を伝えたい」とし、パク・オクス牧師は「コロナが終息したら必ず王妃様を韓国に招待したい」と応えた。


感謝状の伝達式後に王妃との団体写真

 

レソト教会は、パク・オクス牧師が要人やレソト王室と映像面談を通して福音を伝えたことを聞き、神に感謝と栄光をささげた。そして、どなたに会っても福音を伝える神のしもべの心に沿って足を踏み出せば、神様は必ず助けてくださるということを知ったとし、今後、マインド教育を通して多くの青少年に真の福音が伝わることを思い、期待に満ちて喜んだ。