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「西アフリカ」43のTV、90のラジオ放送を通して1億7千万人以上の人が福音を聞く

投稿者
goodnews2
投稿日
2021-05-30 22:11
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西アフリカ各国では17日から21日まで、ガーナでは10日から15日まで、オンライン聖書セミナーが開かれた。聖書セミナーを準備しながら聖徒たちは『足を踏み出すいたるところで道を開かれる神』に会えたと言う。また43のTV放送、90のラジオ局からも聖書セミナーが放送された。この放送を通して1億7700万人(オン・オフラインの人数、視聴者数の集計)が福音を聞いた。個人的に訪ねる方式の広報も進められ、パンデミックの以前よりも多くの人が福音を聞くことができた。

■足を踏み出すすべてのところで道を開かれる神―準備に関する便り
今回の聖書セミナーのために4月19日から21日までの3日間、「キム・ギソン牧師の2021上半期オンライン伝道者訓練」が行われた。キム・ギソン牧師は「反撃せよ」「神が必ず働かれる」と御言葉を伝え、教会は心を一つにして前に進んだ。特に新型コロナウイルスのために訪ねていく方法の広報が進められた。


キム・ギソン牧師の2021オンライン上半期伝道者訓練の様子

コートジボワールでは1ヵ月前から聖徒たちが講師となって、『区域の聖書セミナー』を開催してきた。知人を招待し福音を伝える間、その心が御言葉と親しくなったと言う。そのうえ、訪ねていく聖書勉強を通してつながった知人、友人が聖書セミナーにつながった。

ガーナでは『訪ねていく聖書勉強』『お祈り会』『地域別の予備聖書セミナー』を準備した。ガーナ教会の聖徒たちは神が必ず働かれるという御言葉を抱いて進んだとき、神が集会を恵みで導かれることを見たと伝えた。

トーゴ教会は聖書セミナーを広報するために『訪ねていく聖書勉強及びイースターカンタータ』を勧めた。『訪ねていくイースターカンタータ』は、どこでも見られない素晴らしい公演をトーゴ全域に見せようという目標をもって足を踏み出した。空き地があればどこでも大きなスクリーンにイースターカンタータを上映した。十数人が椅子に座ってカンタータに集中し、イエス・キリストが復活する瞬間には皆が立ち上がって歓声を上げ、感動の涙を流した。特にアムジという村では500人ほどの住民がイースターカンタータを通して罪の赦しを受け、続く聖書セミナーの上映で罪の赦しを確信した。


トーゴ_訪ねていくイースターカンタータの様子

トーゴ教会の青年たちは聖書セミナーの前に直接講師となって、自分が属している区域で予備の聖書セミナーを開いて聖書セミナーを広報した。福音スピーチ大会を通して福音を伝える味を味わった青年たちは心に力を得た。


トーゴ_聖書セミナーの準備のための福音スピーチ大会

また『携帯をもって行ってみると』というキャンペーンを立ち上げ、トーゴ・ロメの300ヵ所以上のところで聖書セミナーを準備した。聖書セミナーを準備しながら兄弟姉妹の中ではこの尊い福音をできる限りたくさんの人に伝えようとTVとプロジェクターを買う人が出てきた。セネガル、カメルーン教会は毎週定期的に訪ねていく聖書勉強を開いていて、この聖書勉強を通して聖書セミナーの広報をした。

コートジボワールでも隣人や職場の同僚の所を訪れ集会に招待し、夜には家庭での聖書セミナーを開いて。一部の教会はキリスト教指導者連合(CLF)の牧会者の教会にノートパソコンを持って訪ねていき、聖徒たちとセミナーに参加した後、福音を伝えて信仰相談を行った。コートジボワールは今年、最悪の干ばつで毎日、昼間は電気が供給できない。しかし38のラジオ放送局と聖書セミナーの放送を約束し、ラジオを通して福音が活発に伝えられた。

ベナン教会は区域別に『訪ねていく聖書セミナー』で準備をした。毎晩50か所以上で人々が集まれる場所や家庭を訪れ、聖書セミナーの準備を行った。現地語でダビングをして、フランス語と現地語が一緒にスピーカーから流れ、多くの人が簡単に御言葉を聞けるように配慮した。御言葉のあとには個人及びグループで信仰相談を行い、より詳しく御言葉を聞いて理解する時間となった。

■聖書セミナーのバタフライ効果
トーゴで聖書セミナーを準備する中、CLFを通してつながりができたトーゴを代表する牧会者たちがトーゴ支部にMOUを要請した。これを通してフランス語圏に放映されている教団のケーブル放送局を通して聖書セミナーの無料中継が可能となった。TVとラジオを通してトーゴ全土はもちろんヨーロッパのフランス語圏の国でも御言葉が放送され、CLFでつながった多くの牧会者たちの教会で聖書セミナーが開かれた。

ガーナは毎週訪ねていくCLF集いを行っている。CLF集いの際、聖書セミナーの広報を行ったが、ビショップと地域のキリスト教連合会の会長たちの主管でCLFが開かれている300ヵ所の教会で聖書セミナーが開かれた。


西アフリカオンライン聖書セミナー中継放送局のロゴ

コートジボワールではCLFで共にした牧会者たちが聖書セミナーに参加し広報をした。そして自分たちが属している教会でパク・オクス牧師オンライン聖書セミナーを開いた。また、アポリネール・アイ牧師(Watchmen on the walls コートジボワール支部長)は、個人のSNSに聖書セミナーの紹介と開催の祝辞を載せて広報した。

■記者会見
ガーナでは5月7日に聖書セミナーのための記者会見がTANG PALACEホテルで開催された。この日の会見ではガーナGTV放送局を始め、計67のメディアが参加した。パンデミックで参加できなかった海外のメディアは映像で祝辞のメッセージと質問をする方法で参加した。


ガーナ_聖書セミナーのための記者会見

パク・オクス牧師は基調講演で「人々の心を回復するために牧会者がやるべきことは、イエス・キリストが罪を贖った事実を受け入れればイエスの愛を感じて心が明るくなり力を得られる。そのときに他の人を愛する心が生じる。牧会者にできることはそういうイエスの心を正確に知り、人々に伝えること」だと強調した。


ガーナ_記者の質問に答える様子

メインセッションが終わったあとは質疑応答の時間を行った。多くのメディアはパク・オクス牧師と聖書セミナーに大きな関心を示し、パンデミック時代に教会と牧会者の正しい役割について希望を持った。ガーナでは32のTV放送と33のラジオ放送を通して聖書セミナーが放映された。


ガーナ_報道現況

■イエスの真の意味が与える安らぎと希望
講師のパク・オクス牧師は毎時間ただ聖書に基づいて福音を伝えた。ルカの福音書10章に現れる善きサマリア人の比喩を引用して、救いは唯一イエス・キリストによって成し遂げられると伝えた。


御言葉を伝えるパク・オクス牧師

パク牧師は「今日の多くの牧師らは『善きサマリア人になりなさい』と教えます。それは本当に聖書を知らない話です」と言って、「救い主とはサマリア人、イエスのことです。強盗に遭った人は救われる対象である私たちを意味します。救われた強盗に遭った人は何もしていません。救いは100%イエスによって成し遂げられるべきです」と伝えた。続いて『これからは自分の考えではなく神の御言葉を信じること』を力説した。聖書セミナーの御言葉を聞いた人々はイエスの真の意味を悟り、その心に安らぎを得て喜んだ。

22ヵ国の27名のキリスト教指導者たちが聖書セミナーに祝辞と祈りを贈った。3日目にはガーナの宗教部長官であるエベネザ・コゾ・クム氏が祝辞を伝えた。


祝辞をしているガーナの宗教部長官エベネザ・コゾ・クム氏   

エベネザ・コゾ・クム長官は「ガーナはパク・オクス牧師と全世界のキリスト教指導者連合CLFと共にすることができる祝福を受けました。グラシアス合唱団の活動、そしてマインドとキリスト教行事などを通して私たちに交わりと交流の重要性を教えてくださいました。特に私たちのマインドと態度の変化はパク・オクス牧師のメッセージと教役がどのような影響を与えるのか立証できるものでした。パンデミックの時代に、我が主イエス・キリストに関する救いのメッセージと信仰は私たちが克服すべきこの状況への大きな希望であり、神の御言葉から漲る愛でガーナ及び全世界がより良くなることでしょう。そして次世代に希望を与えるはずです」と祝辞を伝えた。

■心理を探し求めていた人々、救いの証絶えず
罪の赦しが受けられず苦しんでいた多くの牧会者と参加者たちが、正確な聖書の御言葉を通して神の御心を知り罪の赦しを確信できたと証を送ってきた。特に、訪ねていく聖書勉強を通して聖書セミナーの知らせを聞いて参加し、罪の赦しを得た人が多かった。そして続けていたCLFの集いを通してつながった牧会者たちの証が溢れた。トーゴでは毎日4千人以上の人が福音を聞いて救われたという証が絶え間なく聞こえてきた。コートジボワールでは1,300人余りが毎日オフラインで参加した。セネガルでは首都から1時間離れたザムナジョという地域に住んでいる兄弟の家族が聖書セミナーを通して罪の赦しを確信し、その心に希望が芽生えた。




(左側から時計回り方向で)セネガル、ガンビア、リベリア

カメルーンのナシル・ロハンス伝道者は御言葉を聞いて驚き、救いを受けて喜んだ。そして自分の教会の聖徒たちにも福音を伝えてほしいと言った。ジャン・グロド牧師は牧会を止めて御言葉を探し回っていた。自分には病気があって、それは他でもなく罪の問題が解決できない病気だったという。ローマ書3章の23節と24節の御言葉を聞いて、今まで23節に留まっていた自分の心が自然と24節に移されたと大変喜んだ。キリストの栄光宣教会に所属しているネムバ牧師は安息日に関する御言葉を聞きながら真の安息とはイエス・キリストであるという事実を発見して自分のすべての罪が赦されたことを受け入れ、やっと心の真の安息を得たと証した。

アベ・ソロ・マヒ/カメルーン
幼いときからプロテスタント教会に通っていて、大人になってからは五旬節教会に通っていました。今日牧師の御言葉を聞いて、私が罪人だと言うのはイエスを侮辱することであり、今まで私がイエスを侮辱していたと発見できました。御国の燔祭壇の角にイエスの血が塗られて罪が洗われたように、私の心の中でイエスの血ですべての罪が洗われて本当に感謝します。私は義人です。

アンダ・アノン/カメルーン
3年前に教会に通っていて、私の体には病気がありました。お祈りを受けて奇跡的に病気が治り薬を止めました。私自身を神に捧げると心に決めて教会に通いながら御言葉を学び始めましたが、ある時から聖書とは違う話を牧師が語っているのに気が付きました。その時から私はその教会に通うのを止めて、神の前で真の教会に会わせてくださいと神に祈りました。2年が過ぎて、私が務めている会社の隣に御言葉を伝える真の教会がありました。宣教学生を通してセミナーの知らせを聞いて参加しました。御言葉を聞きながらすぐに救いを確信する恵みを受けました。ローマ書8章の1節にある御言葉のようにキリスト · イエス にある, いのちの 御霊の 原理が, 罪と 死の 原理から, 私を 解放して下さいました.真の自由と平安を教えてくださって感謝します。




コートジボワール (左)で聖書セミナーを区域単位で視聴する様子 (右)職場で同僚たちと




トーゴ <訪ねていく聖書セミナー>で家族、友人、小グループ単位での視聴の様子

アントアン/ベナン

以前、私は牧師で神によく仕えていると信じていました。いつも義人になろうと何かをしようとしていましたが不可能でした。それは呪いでした。サタンが私の目を完全に覆っていました。しかし今回の聖書セミナーを通して、まるで私の目を覆っていた布が剝がれたように感じました。毎日セミナーに参加して、何より御言葉が私の心に確信を与えました。特にローマ書23章の23節と34節、ヘブル書10章の10節から18節の御言葉を聞きながら、イエスがただ一度で私を義人に、聖なる者に、完全な者にしてくださったことが明確になりました。


ベナン_聖書セミナーのあとのグループ信仰相談の様子

ヨセフ/ベナン

私を罪から完全に開放してくださったこの神の福音にとても感謝します。私は長い間教会に通っていて、牧師にまでなった者です。しかしイエスが人類のためになさったことを正確に知りませんでした。いつもお祈りをして、一生懸命に、律法を熱心に守れば、神の前で聖なる者になれると説教をして教えていました。常に心の中で決心していました。イエスが私たちの罪をすべて洗われたと言うのは、罪を犯して悪に導くことだと考えていました。しかし、その考えは私を真理から離れさせるためのサタンの考えでした。聖書セミナーに参加して心の喜びを見つけました。ヘブル書10章の14節のように、私は義人であり、聖なる者であり、完全な者です。神に感謝します。


ベナンはラジオとTVを通して聖書セミナーが続いている。トーゴ教会はすぐに区域の聖書セミナーを開いて『イースターカンタータ映像』『キム・ギソン牧師の実話映画』を上映し、青年講師集会を同時に行う。ガーナ教会はこれからの2週間、後続集会としてビデオ集会を開く。1週間は各教会で、次の1週間は区域別に『イースター及びクリスマスカンタータ映像』『キム・ギソン牧師の実話映画』を上映する予定である。セネガル教会は今回の聖書セミナーを通してこれから開拓教会が建つ予定であり、カメルーンも訪ねていく聖書勉強と訪ねていく聖書セミナーを続ける予定である。

聖書セミナーを通して罪の赦しを受けた人々が聖書勉強へつながった。「罪の赦しを受けてとても幸せで、この福音を自分が知っている方に伝えたいです」という証が伝わる度に、神が今年の新年の御言葉を誠実に成し遂げられていると実感でき、絶えず希望が芽生える。西アフリカの聖書セミナーは訪ねる方式で続けられる。