グッドニュース誌(日本語)
月刊「グッドニュース誌」は救いの福音と恵みの証を伝え、多くの人々をイエス・キリストの世界へ導いています。

「今月の説教」イエスとイスカリオテ・ユダ

投稿者
goodnews2
投稿日
2020-07-09 22:42
閲覧数
922
今月の説教

イエスとイスカリオテ・ユダ

「彼らは探って来た地について、イスラエル人に悪く言いふらして言った。「私たちが行き巡って探った地は、その住民を食い尽くす地だ。私たちがそこで見た民はみな、背の高い者たちだ。そこで、私たちはネフィリム人、ネフィリム人のアナク人を見た。私たちには自分がいなごのように見えたし、彼らにもそう見えたことだろう。」(民数記13:32~33)

地上に悪が増大し、人々が神を離れて肉の快楽と欲望に向かって走り、神が働いていないように見えますが、贖われた兄弟姉妹と教会を通じ、神が働いておられることにとても驚く。
今回、CLF(Christian Leaders Fellowship)を行ない、世界中のキリスト教指導者たちに御言葉を伝え、多くの方が罪の赦しを受けた証を聞き、心が熱くなった。58年前、私が救われた時のことを思うと、私は罪の中で暗く生きながら、何も知らなかった青年だった。そのような私に主が働いて福音を悟らせてくださり、宣教学校に導き、アップコットンとチャンパリと軍隊にいる間、私を福音の働き手として立たせ、福音を伝えるように道を開いてくださったことを思うと、本当にありがたい。そのすべてのことが、神の恵みなしでできたことはない。
教会の中に神の働きがたくさん起きているけど、サタンはいぜんとして教会を倒して聖徒たちの信仰を倒そうとしている。それを見るたびにもどかしい。また、何人かの兄弟姉妹たちが、事実を正確に知らないまま、サタンの声なのに、間違った話を聞いて試みに落ちて教会を離れることも胸が痛む。

聖霊に導く人、サタンの声に耳を傾く人
サタンは、イエスの一番近くにいたイスカリオテ・ユダが、イエスを売るようにして、聖霊に満ちた時代に、アナニヤとサッピラがいるようにし、ギリシャ語を使うユダヤ人とへブル語を使うユダヤ人が争うようにした。今もサタンが教会の中で絶え間なく働いていることを見ると切ないし、サタンの声を聞いてそれが事実だと思って教会を信じない人々の話を聞くと、なおさら切ない。
使徒の働き6章には、サタンが教会を倒そうとしてギリシャ語を使うユダヤ人たちとへブル語を使うユダヤ人たちの間に紛争を起こした。同じ教会の中で、聖徒たちが和合できず、互いに争ったが、ステパノのような人は、そんなことに縛られずに、イエスと一つになって福音を伝えたことがどんなに感謝なことかわからない。ステパノが死に、サウルはイエスを信じる男女を牢に入れて、大きな迫害を行っていたが、ピリポはサマリヤの町に下って行き、人々に福音を宣べ伝えた。
イエスが天に上げられる前に、弟子たちに言われた。「しかし、聖霊があなたがたの上に臨まれるとき、あなたがたは力を受けます。そして、エルサレム、ユダヤとサマリヤの全土、および地の果てにまで、わたしの証人となります。」(使徒の働き1:8)主はどの時代であろうが、人を救い、彼らを導き神の働き手にする。イスカリオテ・ユダや、アナニヤとサッピラのように、サタンに引きずられて破滅の道を歩む人もいるが、ステパノのように神の御言葉を伝えて殉教する人もいて、ピリポのように、迫害の中でもサマリヤに行って福音を伝える人もいる。
『主がこの世におられたとき、聖霊があなたがたの上に臨まれるとき、あなたがたは力を受けてエルサレム、ユダヤとサマリヤの全土、および地の果てにまで、わたしの証人となると言われましたが、そのサマリヤの町に自分が来ている、福音を伝えよう』
ピリポが福音を伝え、多くの人々が救われてサマリヤの町に大きな喜びが起こった。ピリポが優秀な人だからこんな事ができたわけではない。ピリポは聖霊の導きを受けていて、反対にイスカリオテ・ユダや、アナニヤとサッピラはサタンの声に耳を傾けていたからである。
サタンの声を聞いたら、聖霊の声についていけないし、聖霊の声を聞く人は、サタンの声についていけない。『私は信仰がない』という人は、聖霊の声を離れ、度々サタンの声を聞いて、イスカリオテ・ユダや、アナニヤとサッピラのように破滅の道に入りながらも、サタンにだまされて自分の判断が正しいと思う。
聖書でそのような人々がされる事を見ると、本当にかわいそうだ。イスカリオテ・ユダがサタンの声を聞いてイエスを売るとき、自分が自殺して死ぬことを知っていただろうか。アナニヤとサッピラがサタンにだまされ、土地の代金をごまかし、嘘をつきながら、自分たちが死ぬことを知っていただろうか。サタンは結果を知らないようにだまし、心を一方に引いて滅びるようにした。

幼い羊たちは、サタンの声を区別できずに、引きずられるかも知れないが
キリスト教の歴史を見ると、聖霊に満たされたとき、常にサタンも働いた。救われて喜んだ人々のうちに、イエスのために人生をささげる人がいる反面、サタンにだまされて、とんでもない話を聞いて従い、滅びる人もいる。しかも、わが宣教会で福音のために働いていた伝道者たちの中にも、自分が優秀だと思い、心が高くなり、御言葉ではない自分の考えに引きずられ、罪に溺れて信仰が破れて、最後には教会に逆らい、聖徒たちの信仰を崩すことに使われる人たちがいる。このようなことは、現在だけではなく、過去キリスト教の歴史にも、神だけおられるのではなくて、サタンも働いたために頻繁に起きた。
私たちが神のしもべの声を聞かなければならず、聖徒が互いに交流しなければならない。サタンが悪い心を与えて私たちのうちに、イスカリオテ・ユダや、アナニヤとサッピラが持っていたような考えが起きるとき、教会の中で闇を与える考えが起きるとき、互いに光の中で交わりをして祈りをしながら、そのような考えから逃れなければならない。それで、神は教会を与えてくださり、イエスはペテロに「わたしの羊を飼いなさい。わたしの羊を牧しなさい。」と言われました。幼い羊たちはサタンの声を区別できず、引きずられるかも知れないが、神のしもべたちが区別して教えて悟らせることができる。ところが、ある人たちは、神のしもべに隠れて、兄弟姉妹たちに暗い話を伝える。そのようにサタンに使われて話す人や、聞いている人はみな神に捨てられる場合が多い。
サウルは神の仕事を熱心にしていた。しかし彼は、心が高くて神の御言葉どおりにしないで、自分の考えを加えて羊と牛の良いものを残した。信仰生活が本当に尊いし幸いなものであるが、サタンが働いて私たちを倒す場合が多くあるため、謙遜な心で主のしもべに従い、共に心を分かち合い交流すべきである。そうでなければ、暗い話が心に入って信仰を崩し、他人を判断し、教会を敵対するようになる。

10人の人は、60万人の人が荒野で死ぬように呪いをもたらした
この間の5月に、全世界に放送されたオンライン聖書セミナーがあった。6月には世界の牧会者たちが、オンラインを通してCLFを行なった。これをとおして大勢の人々が罪の赦しを受けることを見た。ほとんど大部分の国で人々が御言葉を聞き、変化を受けることが起こった。ところが反対に、一緒に教役をしていた兄弟たちが、いろいろな理由で教会を離れ、教会に逆らっていることを見る。彼らのする事は、聖徒たちを神から離れさせ、呪われるようにすることである。そのように、滅亡に引きずられることに使われる唇を持っていることがあまりにもかわいそうだ。彼らが主の前に立つとき、どうなるか分からない。
カナンの地を探っていた12人のうち、ヨシュアとカレブは神の御言葉を信じた。残りの10人は、サタンの声を聞いて自分たちだけ滅びたのではなく、イスラエルの民に神を信じずに自分勝手に生きるようにした。そのため、60万人にもなる人々が、ヨシュアとカレブ以外にはみな荒野で死ぬすさまじい呪いをもたらした。
ヨシュアとカレブは、彼らとは違った。ネフィリムのためにカナンに入れないという10人の人に立ち向かって「そうではない。彼らに力が強いのは事実だが、エジプトで私たちが勝った。今まで神が助けてくださった。神が私たちと共におられるから、きっと勝つだろう。」と神を証した。それでヨシュアとカレブだけ祝福の地カナンに入ることができた。

福音のために一緒に苦労する兄弟姉妹たちが立ち上がり続け
エジプトから出られた、救われたと言っても、みんなが幸いな人生を送るのではない。イスカリオテ・ユダや、アナニヤとサッピラのように破滅の道を歩む人もいる。私たちはサタンが働くことを知り、自分を信じてはならないし、聖書を開いて御言葉を思いながら、教会で互いに交流しなければならない。イエスを信じる明るい信仰を話すべきであり、教会や神のしもべを疑わせる話をして、話す人や聞いている人が滅びることがあってはならない。
私たちへの神の大きな恵みをほめたたえ、感謝する心がだんだん大きくなれば、歳月が過ぎても、わが教会は良い教会になるだろう。キリスト教の歴史を見ると、生まれ変わった教会は長く続かなかった。私たちのまわりでもそんな姿が見られますが、神がわが教会を見守ってくださり、今まで絶えず福音を伝えてきた。神が全世界に福音を伝える道を開いてくださり、本当に感謝する。福音のために夜も寝ずに努力して働く兄弟姉妹たちを見るとき、神に感謝して嬉しい。このような兄弟姉妹たちが続けて立ち上がり、私たちのまわりだけではなく、全世界の人々を救い、主に迎えられたらいい。
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