グッドニュース誌（日本語）
月刊「グッドニュース誌」は救いの福音と恵みの証を伝え、多くの人々をイエス・キリストの世界へ導いています。
「パク・オクス牧師の証」地の果てまで福音を、終わりの日まで主と共に＿254
投稿者
goodnews2
投稿日
2021-03-13 20:12
閲覧数
381
地の果てまで福音を、終わりの日まで主と共に_254 | パク・オクス牧師の証
私は1962年10月に神の恵みで罪の赦しを受けた。救われた後、私は罪が赦されたことについて一番上の姉に話した。私の話を聞いた姉はびっくりした。
韓国戦争が起こった翌年の1951年に、母がこの世を去った。そのとき姉は15歳で、私は8歳だった。母が亡くなった1ヵ月後、兄が軍に入隊し、父は戦争補給物資の運搬のため、家にいなかった。それで姉が家族の面倒を見なければならなかった。私たちはいつもお腹を空かせていた。食べ物があったら、姉は私たちに食べさせて自分はほとんど食べなかった。
そのように生活しながら罪に苦しんでいたある日、私は罪の赦しを受けた。私は姉に、罪が贖われて義と認められたと話した。すると姉がびっくりして言った。
「オクス。穀物が熟すと頭を下げるものだ。教会の牧師も罪人だと言うし、長老たちもみんな罪人だと言うのに、どうやってお前が義人だと言うんだ？」
その後、私は宣教学校に入り、姉も罪の赦しを受けた。それから間もなく、二番目の姉と兄が救われ、弟も救われた。
「ヨンジュン、修養会に来なさい。」
パク・ヨンジュン兄弟は私の兄の長男で、兄は娘を授かったあとヨンジュンが生まれ、とても喜んでいた。ところが、ヨンジュンは大きくなるにつれて不良仲間と親しくなり、多くの問題を起こしていた。兄はヨンジュンのことでいつも心を痛めていた。兄は救われて神を信じる中、この世を去り、間もなくヨンジュンも軍から除隊した。
私は甥のヨンジュンのことがとても心配だった。そして除隊したヨンジュンを導く自信がなかった。ヨンジュンが春に除隊した後、ヨンドンの松林キャンプ場で夏の修養会が始まった。松林で行なう修養会は、最初は参加する人が100人余りだったが、毎年200人、400人と、年が経つほど修養会に参加する人数が増えていた。後には1,000人を超えて1,500人が集まって修養会をした。松林での修養会はとても良かった。私は修養会を控えてヨンジュンに電話をした。
「ヨンジュン、修養会に来なさい。」
思いがけずヨンジュンが来ると言った。後で分かったことだが、ヨンジュンは問題が生じてしばらく逃げ場所を探していて、そのために修養会に参加したのだ。その修養会でヨンジュンは救われた。救いは驚くべきものだった。毎日酒を飲んで喧嘩をするなど問題の多かったヨンジュンが、グッドニュース・クミ教会で過ごしながら人生が本当に変わり、とても真面目になっていた。「兄が天国で息子のために神様に誓願しているのだ」と思った。私がいつか天国に行ったら、兄に会って一番先にヨンジュンの話をしようと思った。
福音のために一緒に働いていた人々が私から去り、私を敵対した
ヨンジュンは尊い神の働き手となった。伝道もよくするし、御言葉を伝えるとみんな恵みを受けた。ヨンジュンが私にくれる喜びは本当に大きかった。兄が生きていたとき、ヨンジュンのためにずっと祈りながら心配していたが、私はヨンジュンのために何もしていないのに、ヨンジュンが福音の中で美しく育ったのだ。尊い福音の働き手だと思い、私の心には希望があふれた。
ところがある日、ヨンジュンが教会を去った。私にとって非常に大きな苦痛だった。会って話もしたが駄目だった。当時、ヨンジュンだけでなく何人かの牧師たちが教会を離れる際、それが問題となって私は人々の謀略によって裁判を受けなければならなかった。本当に心が痛かった。
ヨンジュンの妻は癌に冒され苦しんでいた。私はプサンに何度も行き、ヨンジュンの妻に会って信仰を持たせるために御言葉を伝えた。しかし信仰を持つことができず、死んでいく姿を見てあまりにも胸が痛かった。
「神様は変わらないが、人はみな変わるんだ」と思った。私と親しかった人が、私と一緒に福音のために働いていた人たちが、私が愛し、真心を込めて教えていた人が私から去り、私を敵対した。人々を恨んだりもした。私は思った。
「神様が私の心を低くさせようと働いている。私の心が高かった。そのため、神様が私の心を低くさせているのだ。」
私にはどうする方法もなかった。
ヨンジュンが帰って来て、何人もの人が教会に帰って来た
2020年の年明けに、南米4ヵ国に行って大伝道集会を行った。とても感謝だった。そして個人的に4ヵ国の大統領と会った。4人の大統領は1時間近く大事な時間を私と話し合う中、 みんな救われた。とても感謝し、また驚いた。それだけでなく、全世界から多くの人々が救われる尊い神の働きが生じた。アメリカでは神学校を開校して多くの学生が入学した。
そして幸いにも、ヨンジュンが帰って来た。まるで夢のようだった。ヨンジュンの心は本当に純粋だった。同時期にイ・ジョンド兄弟、チャン・ソヌ兄弟など、何人もの人も教会に帰って来た。朝起きて教会に行くと夢を見ているようだった。「神様が送ってくださった！神様が私をあわれんでくださったのだ！」チャン・ソヌ兄弟は話しをする度に涙を流した。彼の心もとても純粋だった。イ・ジョンド兄弟もたくさん変わっていた。すべてが夢のようだった。
「使徒の働き」の時代と同じ働きがフィジーでも起きている
フィジーは私たちが2016年から伝道を続けている国だ。フィジー・メソジスト教会の牧師の多くが救われ、彼らが私たちに心を開いた。フィジーには1,500余りのメソジスト教会があり、イ・ガンウ牧師とキム・ソンフン牧師の2人がフィジーに行き、それらの教会を一つずつ回りながら福音を伝えた。本当に驚きだった。コロナ渦という状況ではあるが、フィジーに行って残りの1,400の教会をすべて訪ねて福音を伝えたかった。そのため、パク・ヨンジュン牧師とイ・ジョンド牧師をフィジーに送った。
フィジーは新型コロナウイルス感染症を封じ込めた国なので、部外者の入国を許さない。私たち宣教会から、パク・ヨンジュン牧師夫婦とイ・ジョンド牧師夫婦、通訳する人を含め6人を送ったが、首相室からの助けによって入国することができた。フィジーに行った人たちが2つのチームに分かれ、各地の教会を回りながら福音伝道集会を開いたという知らせを聞いて、とても驚いた。パク・ヨンジュン牧師とイ・ジョンド牧師も、聖霊の働きが見えて感激したという。宣教会の聖徒たちも、その知らせに感激した。神が驚くほど恵みを施して私たちを慰めてくださる神に感謝をささげた。
パウロが伝道をしていたとき、聖霊が大いに働いた。同じ働きがフィジーで起きているのだ。「使徒の働きがフィジーで続いているんだ！」と思って感謝した。教会を離れ、さ迷う他の兄弟たちもヨンジュンのように、イ・ジョンド兄弟やチャン・ソヌ兄弟のように教会に戻って来て、聖霊の働きに共にすることを願う。ヨンジュンを送ってくれた神様にとても感謝した。
私は1962年10月に神の恵みで罪の赦しを受けた。救われた後、私は罪が赦されたことについて一番上の姉に話した。私の話を聞いた姉はびっくりした。
韓国戦争が起こった翌年の1951年に、母がこの世を去った。そのとき姉は15歳で、私は8歳だった。母が亡くなった1ヵ月後、兄が軍に入隊し、父は戦争補給物資の運搬のため、家にいなかった。それで姉が家族の面倒を見なければならなかった。私たちはいつもお腹を空かせていた。食べ物があったら、姉は私たちに食べさせて自分はほとんど食べなかった。
そのように生活しながら罪に苦しんでいたある日、私は罪の赦しを受けた。私は姉に、罪が贖われて義と認められたと話した。すると姉がびっくりして言った。
「オクス。穀物が熟すと頭を下げるものだ。教会の牧師も罪人だと言うし、長老たちもみんな罪人だと言うのに、どうやってお前が義人だと言うんだ？」
その後、私は宣教学校に入り、姉も罪の赦しを受けた。それから間もなく、二番目の姉と兄が救われ、弟も救われた。
「ヨンジュン、修養会に来なさい。」
パク・ヨンジュン兄弟は私の兄の長男で、兄は娘を授かったあとヨンジュンが生まれ、とても喜んでいた。ところが、ヨンジュンは大きくなるにつれて不良仲間と親しくなり、多くの問題を起こしていた。兄はヨンジュンのことでいつも心を痛めていた。兄は救われて神を信じる中、この世を去り、間もなくヨンジュンも軍から除隊した。
私は甥のヨンジュンのことがとても心配だった。そして除隊したヨンジュンを導く自信がなかった。ヨンジュンが春に除隊した後、ヨンドンの松林キャンプ場で夏の修養会が始まった。松林で行なう修養会は、最初は参加する人が100人余りだったが、毎年200人、400人と、年が経つほど修養会に参加する人数が増えていた。後には1,000人を超えて1,500人が集まって修養会をした。松林での修養会はとても良かった。私は修養会を控えてヨンジュンに電話をした。
「ヨンジュン、修養会に来なさい。」
思いがけずヨンジュンが来ると言った。後で分かったことだが、ヨンジュンは問題が生じてしばらく逃げ場所を探していて、そのために修養会に参加したのだ。その修養会でヨンジュンは救われた。救いは驚くべきものだった。毎日酒を飲んで喧嘩をするなど問題の多かったヨンジュンが、グッドニュース・クミ教会で過ごしながら人生が本当に変わり、とても真面目になっていた。「兄が天国で息子のために神様に誓願しているのだ」と思った。私がいつか天国に行ったら、兄に会って一番先にヨンジュンの話をしようと思った。
福音のために一緒に働いていた人々が私から去り、私を敵対した
ヨンジュンは尊い神の働き手となった。伝道もよくするし、御言葉を伝えるとみんな恵みを受けた。ヨンジュンが私にくれる喜びは本当に大きかった。兄が生きていたとき、ヨンジュンのためにずっと祈りながら心配していたが、私はヨンジュンのために何もしていないのに、ヨンジュンが福音の中で美しく育ったのだ。尊い福音の働き手だと思い、私の心には希望があふれた。
ところがある日、ヨンジュンが教会を去った。私にとって非常に大きな苦痛だった。会って話もしたが駄目だった。当時、ヨンジュンだけでなく何人かの牧師たちが教会を離れる際、それが問題となって私は人々の謀略によって裁判を受けなければならなかった。本当に心が痛かった。
ヨンジュンの妻は癌に冒され苦しんでいた。私はプサンに何度も行き、ヨンジュンの妻に会って信仰を持たせるために御言葉を伝えた。しかし信仰を持つことができず、死んでいく姿を見てあまりにも胸が痛かった。
「神様は変わらないが、人はみな変わるんだ」と思った。私と親しかった人が、私と一緒に福音のために働いていた人たちが、私が愛し、真心を込めて教えていた人が私から去り、私を敵対した。人々を恨んだりもした。私は思った。
「神様が私の心を低くさせようと働いている。私の心が高かった。そのため、神様が私の心を低くさせているのだ。」
私にはどうする方法もなかった。
ヨンジュンが帰って来て、何人もの人が教会に帰って来た
2020年の年明けに、南米4ヵ国に行って大伝道集会を行った。とても感謝だった。そして個人的に4ヵ国の大統領と会った。4人の大統領は1時間近く大事な時間を私と話し合う中、 みんな救われた。とても感謝し、また驚いた。それだけでなく、全世界から多くの人々が救われる尊い神の働きが生じた。アメリカでは神学校を開校して多くの学生が入学した。
そして幸いにも、ヨンジュンが帰って来た。まるで夢のようだった。ヨンジュンの心は本当に純粋だった。同時期にイ・ジョンド兄弟、チャン・ソヌ兄弟など、何人もの人も教会に帰って来た。朝起きて教会に行くと夢を見ているようだった。「神様が送ってくださった！神様が私をあわれんでくださったのだ！」チャン・ソヌ兄弟は話しをする度に涙を流した。彼の心もとても純粋だった。イ・ジョンド兄弟もたくさん変わっていた。すべてが夢のようだった。
「使徒の働き」の時代と同じ働きがフィジーでも起きている
フィジーは私たちが2016年から伝道を続けている国だ。フィジー・メソジスト教会の牧師の多くが救われ、彼らが私たちに心を開いた。フィジーには1,500余りのメソジスト教会があり、イ・ガンウ牧師とキム・ソンフン牧師の2人がフィジーに行き、それらの教会を一つずつ回りながら福音を伝えた。本当に驚きだった。コロナ渦という状況ではあるが、フィジーに行って残りの1,400の教会をすべて訪ねて福音を伝えたかった。そのため、パク・ヨンジュン牧師とイ・ジョンド牧師をフィジーに送った。
フィジーは新型コロナウイルス感染症を封じ込めた国なので、部外者の入国を許さない。私たち宣教会から、パク・ヨンジュン牧師夫婦とイ・ジョンド牧師夫婦、通訳する人を含め6人を送ったが、首相室からの助けによって入国することができた。フィジーに行った人たちが2つのチームに分かれ、各地の教会を回りながら福音伝道集会を開いたという知らせを聞いて、とても驚いた。パク・ヨンジュン牧師とイ・ジョンド牧師も、聖霊の働きが見えて感激したという。宣教会の聖徒たちも、その知らせに感激した。神が驚くほど恵みを施して私たちを慰めてくださる神に感謝をささげた。
パウロが伝道をしていたとき、聖霊が大いに働いた。同じ働きがフィジーで起きているのだ。「使徒の働きがフィジーで続いているんだ！」と思って感謝した。教会を離れ、さ迷う他の兄弟たちもヨンジュンのように、イ・ジョンド兄弟やチャン・ソヌ兄弟のように教会に戻って来て、聖霊の働きに共にすることを願う。ヨンジュンを送ってくれた神様にとても感謝した。
合計 150
