信仰の手引き(日本語)

パウロの変化

投稿者
goodnews2
投稿日
2023-09-02 04:29
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救われる前のパウロはクリスチャンを迫害する人でした。しかしイエスに会って救われ、福音を伝える使徒になりました。救われた私たちもイエスの御心で神に仕えながら福音を伝える時、神の祝福を受ける人生を生きることができます。

文|パク・オクス牧師  翻訳|ナム・ジュヨン先生  絵|ユ・ジウン先生



救われたパウロ
救われたパウロは救われる前はイエスを信じる人々を捕らえて牢屋に閉じ込め、迫害する人でした。一度はダマスコにいるクリスチャンを捕らえに行きました。行く途中、イエスが現れてパウロに話されました。パウロはイエスがよみがえられたことを知り、驚きました。そして救われました。
パウロはダマスコに行ってクリスチャンたちに会い、神の御言葉を分かち合いました。その時パウロは考えました。
「本当にイエスがよみがえられたのだ。私はそれを知らなかった!
私のようにイエスについて知らない人たちに福音を伝えよう」
救われて、福音を伝えたい心が溢れたのです。すぐさまパウロは諸会堂に行って福音を伝えました。


神が使う人
使徒の働き13章を見ると、パウロがアンテオケ教会にいました。アンテオケ教会の預言者や教師が主を礼拝し、断食をしていました。その時、聖霊が現れて神の御心を示してくれました。
「バルナバとサウロ(パウロの以前の名前)をわたしのために聖別して、わたしが召した任務につかせなさい」
アンテオケ教会の人々はバルナバとサウロに按手して伝道に送りました。
パウロが力強く福音を伝えて、イエスを信じる人が増えました。それを見て、ユダヤ人たちはパウロを殺そうとしました。サタンが、福音を伝えるパウロを殺そうと、あらゆる方法を使ったのです。しかし、パウロは神が使う人でした。それで神が守ってくださいました。パウロは聖霊の導きに従って、ダマスコ近辺で福音を伝えてから、今のトルコ地域に行って福音を伝えました。そして、その後はローマに行って福音を伝えました。




誰でも罪の赦しを受けたら
私たちが福音を聞いて、罪の赦しを受けたからといって、外見が変わるわけではありません。目が良くなったり、体が大きくなったりするなどの外見には変化が全くありません。ところが驚くことには、私たちが救われると、その時から神の力が私たちの中で働きます。
誰でも罪の赦しを受けたら、イエスがその人の心の中で共にします。そして、イエスと同じ心になると、どれほど悪だった人でも変わり、その人を通して神の働きが起きます


イエスを思ってみてください
私たちもパウロのように救われたなら、イエスが私たちの中におられます。イエスは私たちのために十字架で血を流して死なれました。そんなイエスを考えてみてください。イエスが皆さんを救うためにどのようにしたか考えてみてください。そんなイエスを思う時、ささやかなものでもイエスに捧げることができます。
皆さんの手は誰のですか?皆さんの体は誰のですか?そして、皆さんの人生は誰のものでしょうか?全てが神のものです。皆さん自身と心をイエスのために捧げてみてください。福音を伝えるために福音の伝え方を勉強し、学んでください。そして友達に一言でも話してみてください。イエスが皆さんの中で働かれます。皆さんの体と人生を神に捧げれば、その時から神が皆さんを守り、皆さんを通して働かれます。




神に祈ってみてください。
皆さん、今日から神を思い、神の前で静かに祈ってみてください。
「神様、みすぼらしい私を神に捧げます。私はどのように神に仕えたらよいでしょうか?神のために何をすべきでしょうか?今日、私は礼拝堂の掃除をしようと思います。友だちに福音を伝えたいです」とお祈りをしてみてください。その時から神は皆さんのために働き、皆さんが何をやっても助けます。皆さんが難しいことに出会う時、全てのことを助けてくださいます。そんな神の助けを見ると、とても幸せで祝福になります。


この時代の使徒パウロ
使徒パウロは、イエスに身を捧げて福音を伝える間、たくさんの試練にあいました。しかし、パウロがローマに行って福音を伝えると、ローマでも救いの働きがたくさん起きました。その時からローマを中心に世界中に福音が広がりました。
私たちもイエスの血によって救われ、イエスの御霊を授かっています。この世の誰からも貰えない、とても貴重で驚く祝福を受けました。ただ学校へ行って勉強し、遊びながら学校生活を送るだけではいけません。聖書を開き、神が皆さんにどのような恵みを与えてくださったかを探してみてください。そして、皆さんがどのように生きるのを願っておられるかを見つけてください。このような心で神の前に出ていけば、皆さんも今日の使徒パウロとなるでしょう。