日本教会便り
【キッズ】第5回 世界へ飛び出そう ~インドからの便り~
投稿者
goodnews2
投稿日
2021-04-29 20:45
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2021年4月25日 第5回『世界へ飛び出そう』レポート
5回目の『世界へ飛び出そう』はインドの紹介で始まり、2019年に日本へボランティアとして来ていたピーターお兄さんが案内をしてくれました。日本語を忘れてなくてうれしいですね。
インドは世界で2番目に人口が多くて、英語とヒンズー語が中心です。虎とクジャクにハス、マンゴ…、イメージできますか? お兄さんは、ご飯にカレーを混ぜて右手で食べる様子や、洗濯風景、仕事場などを見せてくれました。街には人がいっぱいで、牛がゆっくり歩いていました。
ピーターお兄さんの食事風景
続いて古代インドで始まったと言われるヨガ教室。ヨガは5,000年も前からだそうです。ボランティア学生のお姉さんがいろいろなポーズを教えてくれました。
ヨガのポーズを教えるボランティアのお姉さん 家でヨガのポーズの練習をする子供たち
今回のマインドの時間は千葉教会のチェ・オッキョン先生が、「心の目」について話してくださいました。顔にある二つの目のほかに「心の目」があって、どんなに状況が悪くても「心の目」で見れば、幸せに変えることができるんですって。
マインドの講師 チェ・オッキョン先生
先生はその例として、パラリンピックで金メダルを取った韓国のキム・セジンさんの話をしました。セジンさんは生まれたとき片手だけで、片足は膝から下がなく、他の足も立つことができなかったそうです。セジンさんを生んだお母さんは、「この子は苦しみだよ、不幸になるよ」と言って彼を捨ててしまったんですって(ここまで話を聞いて、子供たちは一瞬、全員が目を見開いて息を止めていました)!
でも、ボランティアの女の人が「この子の幸せな顔が見たい」と養子にして、セゾンさんも10回、100回転んでも起き上がって、マラソン大会にも参加、15歳で大学に入学したそうです、すごいですね。
同じ子供を見ても、見る目で全く違いました。みんなにもそんな「心の目」が育ちますように。
ダンスの映像を見ながらの5分間の休暇の後、タイの島々やたくさんのお寺、お祭りや屋台が紹介され、お待ちかねのゲーム「間違いをさがそう」が続きました。
タイのお寺 タイの珍しい白い象
今回も楽しめましたか? 参加する仲間がどんどん増えています。名前を覚えて友だちをいっぱい作りましょう。
兄弟で仲良く参加した子供たち
今回、この『世界に飛び出そう』を準備、そして運営をサポートしてくれたボランティアの学生たちの証を紹介します。
今回、私は『世界に飛び出そう』のためにスポットライトを担当し、またレンズお兄さんのゲームの手伝いもしました。ゲームの手伝をするとき、間違ったことがありました。私の心がレンズお兄さんとしっかりとつながっていないためかなと思いました。この間違いによって、神様が私に教えてくださっていると感じ、感謝しました。
ミャンマーから来たジョシュアお兄さん(一番右)
皆さんこんにちは!
今月の世界へ飛び出そう、また子供たちと一緒に楽しいゲームができて神様に感謝しています。
神様がこのイベントを通して私に与えてくれた心を証したいと思います。
今回の世界へ飛び出そうでは、私は名探偵コナンのようにしないといけませんでしたが、練習する時にすごく恥ずかしかったです。そして私が恥ずかしがっていることを担当の姉妹から指摘されました。その姉妹が私に話しました。「視点を自分に置かないで!子供たちに置いて!これをやる時に恥ずかしくても子供たちが幸せになるかどうか?これで子供たちの心を開けるだろうか?このことにポイントを合わせてやってください。自分ではなく、子供たちのためです。」
当日、私の心をそのポイントに合わせてゲームを進行しました。私は日本語が上手ではないし、コスプレもやったことないし自信がありませんでしたが、ゲームの進行をして子供たちが喜んでいることを見て感謝し、これが神様の恵みと信じています。神様が私の足りなさを満たされて、私が何もない人なのにまた福音のために使われるようにしてくださったことにとても感謝しています。
クイズ間違い探しの進行を務めたレンズお兄さん
タイから来て、日本でボランティアをしているミルクです。
私がタイにいたとき、私は勉強がとてもできると思っていました。そして、自分が何か他人よりも優れていると思っていて、心が高く、そして周りの人を無視していました。他の人の意見を聞きませんでした。
私はいつも人の中で、自分が中心にいると思っていました。自分の中にある法則があり、自分の考えがいつも正しいと考え、自分以外の誰も信用しないで、自分のことをずっと信じて生きてきました。
日本に来てから、いろいろな映像編集の仕事をするようになって、それが私の悩みになりました。
なぜかというと、映像編集に自信がなく、下手だったからです。ですが、自分を信じていたので、自分でやろうと考えて、YouTubeから学んで、すべてのことを自分が努力すればできると思って、頑張りました。でも、毎日疲れるばかりでした。
出てくる結果は思ったほど良くありませんでした。そして結局、私はその悲しみの中に溺れていました。教会と一緒に暮らしてマインドと神様のみことばを勉強しているうちに、自分の姿が見え始めました。物事にぶつかってみると、自分も過ちが多く、失敗したことがたくさんあることに気付きました。深く考えてみると、私が本当に間違っていた!私は特別なわけでもなく、完璧なわけでもないということが分かりました。自分が足りない部分がたくさんあると知り、神様からの知恵をいただきたいと祈りました。それから、私は何をやっても疲れなくなりました。いろんな状況があっても、これは神様の計画なんだと知りました。私が映像編集の仕事や他の仕事を任せられなかったら、自分の考えの何が間違っているかが発見できませんでした。今はとても幸せです。神さまが私を導いてくださることを心から感謝します。
今回、『世界に飛び出そう』のタイの映像も他のボランティア学生と共に、準備できて本当に感謝でした。
タイからのボランティア学生ミルク
では、次回の『世界に飛び出そう』も楽しみに!
合計 57